どっちもイヤ!マタハラと「思われちゃう」言動と「被害を受けやすい」人の特徴
やりがいのある仕事をしながら結婚し、妊娠する。そんな幸せの階段を順調に登っているように見える女性が抱える問題のひとつ、“マタハラ”。
マタニティハラスメントの略で、近頃メディアなどで頻繁に見聞きするようになったので、ご存知の方も多いのでは?
今回は、そんなマタハラを“しない”ためにも”されない”ためにも、注意したいポイントについてお話します。
■マタハラって?
マタニティハラスメント対策ネットワークによれば、マタニティハラスメントとは働く女性が妊娠・出産などをきっかけに職場で精神的・肉体的な嫌がらせを受けたり、妊娠・出産を理由とした解雇や雇い止め、自主退職の強要で不利益を被ったりするなどの不当な扱いを意味する言葉だそうです。
セクハラ・パワハラとともに働く女性を悩ませる3大ハラスメントの1つとも言われています。
妊娠・出産・育児という状態で行われるハラスメントのため、女性の泣き寝入りが多いのが特徴で、実際筆者にも精神的な圧力に負けて退職に追い込まれたママ友がいます。
■マタハラになり得るこんな言動3つ
マタハラは大きく分けて2タイプに分かれているといいます。個人やグループからの精神的な圧力と、組織全体で当事者に圧力を与えるケースです。
個人やグループのからの圧力には悪意のあるものとないものがありますが、悪意がなくてもそれとなく発した言葉がマタハラになりかねないと言います。デリケートな精神状態の女性を追い詰めないためにも、注意したいのは下記“価値観押しつけ型”の言動3つ。
(1)「旦那さんがいるんだから仕事しなくてもいいじゃない」
(2)「子供のことを第一に考えるべき」
(3)「あなたの体が心配だから」
これらの言動は一見当事者を心配しているように聞こえますが、実はそうとは言えないのです。
例えば、(1)を言われた本人は旦那さんがいても自分で働きたいかもしれません。そして(2)は働くことが、子供を大事にしていないこととイコールになっているのは短絡的過ぎますし、(3)の「あなたの体が心配だから」と言って、退職や正社員からパートへの異動を促すケースもマタハラと捉えられる可能性もあるのです。
■職場で「マタハラを受けやすい」人の行動とは
とはいえ、妊娠したからと言って体調が悪くもないのに仕事をサボったり、妊娠したんだから優遇されて当たり前、と感じられる行動や言動を重ねると周囲の人々も疑問を感じてしまうでしょう。
職場ではありませんが、電車内などでも「席を譲ってもらって当然」という態度を取ったり、逆に妊娠していない女性に対して自分の価値観を押し付けるような無神経な発言をしたりすれば、反感を買ってしまうのは理解できますよね。
妊娠によるつわりなどで仕事が思うように出来ない時も、非妊娠時と変わらず相手への感謝と思いやりを持って過ごすことで人間関係を円滑に保ち、おなかの赤ちゃんの為にも出来るだけストレスを溜めないようにしたいですよね。
いかがでしたか?
妊娠中に強いストレスを感じるのはおなかの赤ちゃんのためにも良くないことは周知の事実です。マタハラという残念な状況に陥らないよう、妊娠している当事者としても、妊婦さんのいる職場で働いている同僚としても出来るだけ行動や言動を心がけて、多くの女性がストレスレスな妊娠生活を送れる世の中になれば良いですよね。
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【参考】
※ マタハラってなに? – マタハラNet マタニティハラスメント対策ネットワーク
【著者略歴】
※ 新里百合子・・・ママブロガー・コラムニスト・読者モデル。3歳の頃から日本舞踊を始め、27年間日本の伝統芸能を学ぶ。高校卒業後はアメリカに留学、帰国後は主に英語環境下で働きながら普通の人生を謳歌するも、妊娠をきっかけに退職。2012年に女児を出産した後、ママ番組へのレギュラー出演などを経て、コラムニストとしてライティングの仕事をこなす傍らママブロガー活動を行う。