U2他のMVを手がけた作家による4人の初体験の記憶を描いたアニメ (4/5ページ)
それ以来、その夜着ていたトレンチ・コートは着なくなりました。
■4人目

必然的にくっつかずには居られないベッド
最後は1920年代に青春真っ盛りだった男性。学校で出会った女性と会話をしていた彼は、下宿の配置の奥行きという退屈な話の中で、「貴方の部屋がどうなっているのか、見られたら良いわね」という言葉を聞き逃しませんでした。
部屋でコートを脱いだ流れで全部脱いでしまった2人ですが、幸か不幸かベッドは一人用の窮屈な造り。
20年代は何につけてもタブー意識が付きまとい、学校では何も学べませんでした。女性の妊娠は男性からの手紙によるものだとか、処女を奪えばその女性は病院で縫合するまで流血し続けるだとか......。でも、この時の体験はそんな噂から来る恐怖心を吹き飛ばすほど力強く、2人は朝まで愛し合ったのでした。
翌朝、世界は清々しく味気のない建物もお城に見え、歩いた道は鮮やかな色彩の中に浮かび、彼は初めて「満ち足りた」と思ったのだそうです。命ある限り、あの瞬間は忘れられないだろう......とのことで、今でも鮮明に憶えているそうな。
「Sploid」で紹介されていた動画『Never like the first time!』でした。
制作したのは、スウェーデンの映像作家ヨナス・オデルさん。