ゆとり世代が哲学する「おしゃれってなんだろう」 (2/2ページ)
流行によって、人の格好は似てくるもの。ですが、今はあまりにも似すぎていないでしょうか?
もしかしたら、与えられたキャラクターよりも、「誰かにこう見られたい」という自分の理想像を流行と重ね合わせ、結果としてステレオタイプなファッションが増えているのかもしれません。
世界的なファッションデザイナーの川久保玲さんは「本人の中身が新しければ、着ているものも新しく見える。ファッションとは、それを着ている人の中身も含めたもの」と言っています。
流行とは、その時々によって生み出される「他人からよく見られる」像です。だからこそ、それに乗ることは、手っ取り早く自分自身を「他人からよく見られる」存在にしたてあげてくれます。
ですが、どんなに同じ格好をしていても、絶対的な違いが私と他者の間には横たわっているはずです。
この絶対的な違いを流行によって押しつぶしてしまうのではなく、見極めて研ぎ澄まして、自分なりのスタイルを作っていく、それがおしゃれなのかもしれません。
誰かと同じではなく、小さな違いから自分らしさを作っていく、そんなおしゃれを楽しみたいですね。