ドローンは紛争地域の救世主となるか!? 食糧や医療品を届ける「シリア空輸プロジェクト」 (2/2ページ)

FUTURUS


■ この夏に先行活動を開始予定

このボランディア・グループは、スタンフォード大学の博士課程の学生や退役軍人、国際政治の専門家など、さまざまなひとで形成されているという。同グループが使うドローンは、30kmの航続距離を持ち、パラシュートで1kgの物資を投下することができる無人飛行機だ。また、現在航続距離が50kmで2kgの物資を輸送できる無人飛行機も開発中だという。

これらを5分おきに飛ばすことができれば、ひと晩で181kgの物資を輸送できる。特に医療品や浄水器、ビタミン類や粉ミルクなどの、軽量でも重要な物資の供給には威力を発揮しそうだという。

彼らはまず5万ドルを集めて、この夏1ヵ月間3人のスタッフをトルコに送り込み、地域を限定して先行プログラムを実行したいと考えている。そして体制がととのったら、シリアの国境を越える許可を得て、しだいにエリアを拡大していきたいと考えている。

記事を書いている時点では、2日間で24%の資金が集まっている。残り日数は34日。このプロジェクトが資金集めに成功するのか、さらには現地で作戦の遂行に成功するのかは未知数だ。

しかし、近年の社会運動がSNS等を活用にしたものに大きく変わってきているように、現実世界での活動もテクノロジーの影響は少なからず受けるだろう。ドローンの普及によって、人道援助の手法も変わっていくかもしれない。

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