【アニメキャラの魅力】さりげない気遣いが素敵!世渡り上手なアウトボクサー「木村達也」の魅力『はじめの一歩』 (2/2ページ)
後楽園ホールで青木とともにプロ初試合を踏み、お互いボクシングの楽しさに目覚めていく場面、タイトル戦の前でナーバスになる青木とタンデムしたバイクで駆け抜ける場面、鷹村さんが苦戦しつつも倒れない、その気持ちを痛いほど感じる場面・・・。どのシーンもともすれば情感的になり過ぎるところですが、そこは声優「藤原啓治」さんの渋みのある素晴らしい演技で、印象的に私たちに訴えかけてくるのです。カッコいいです。
■どうしようもなく・・・ボクシングジャンキー!
そんな木村のボクサーとしての魅力が最大に発揮されるのが、vs「間柴了」となる日本ジュニア・ライト級タイトルマッチです。青木と同じく大抵のことは器用にこなす木村ですが、肝心のボクシングの成績は上がったり下がったり。「宮田一郎」に「悪いところも無いが良いところも見当たらない」と言われるように、器用なアウトボクサーでありながら、これぞという武器がありません。そうした現状を打破するため、宮田君に弟子入りしたり今まで以上に特訓を積み重ねたり、苦労の末にドラゴンフィッシュ・ブローを編み出します。そして、チャンピオン間柴を怯えさせるほどの気迫でベルトに挑むのです。
しかし結果は惜敗。一旦は引退を宣言しますが、ベルトにあとちょっとで手が届いたという悔しさで、ちゃっかり「木村タツヤ」と名前を変えて再デビューします。これには鷹村さんのようにツッコミたくなる気持ちも分かります(笑)。しかし、普段冷静な木村がこんな諦めの悪い行動をとることが、鷹村さんや一歩のような強さやタイトルを持っている訳でもない、しかしそれでもやめられない、理屈ではないボクシングの魅力に取りつかれた生粋のボクサーの姿を、実は一番表現しているのではないでしょうか。「間柴」vs「木村」の死刑執行戦はファンにも人気が高く、アニメではOVAとしても発売されました。
間柴戦で健闘した「木村達也」。その後は勢いが続かず、そののち間柴に「オレとの試合だけ善戦しやがって」とおかしなキレ方をされています。そんな木村がまた輝く日がくるのでしょうか?「木村達也」の今後に期待しています。
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★記者:moto11(キャラペディア公式ライター)
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