実はゴマ油の摂りすぎは不調の原因にも…!? 万能オイル「ギー」が今おススメな理由
胡麻にはタンパク質やセサミン、鉄分、ナイアシンやビタミンB群という栄養素が豊富で、一般に健康に良いと言われています。
たしかに栄養素は豊富なのですが、アーユルヴェーダでは胡麻は体内の代謝・消化の働きを高める効果があり、胡麻油などを摂りすぎると特に皮膚や肝臓・目などに疾患として表れると言われています。
今日は、ヨガインストラクターでアーユルヴェーダアドバイザーの筆者が胡麻油に代わる万能オイルを使った健康法についてお話します。
■ピッタの役割とは?
私たちの身体はヴァータ、ピッタ、カパという3つの性質により骨・筋肉・内臓を構成したり、生きるための大切な生理的機能つくりだしています。
この中でピッタは主に『代謝・消化』という大きな働きをしており、胃腸や肝臓はピッタの領域と言えます。
また視力と大きく関係していて、目もピッタの領域と言えます。
ピッタが体内に増えすぎることでこのピッタの領域には不調が表れやすくなるのです。
■ピッタが増えすぎた時の身体に起こる反応
ピッタが増えると皮膚や目に炎症が起こる可能性があります。
皮膚が痒くなり赤くなる、目の充血や乾燥・結膜炎・視力の低下などはピッタの症状と深く関わってきます。
また消化の症状で言うと、異常な空腹感や喉の渇き・便が緩すぎたり下痢になる・口の中が胃酸っぽいなど……。
そしてピッタが過剰な時の精神面は、怒りっぽくなる・ムカムカ・短気になるという特徴が表れます。
■万能オイル「ギー」って!?
胡麻油はマッサージにはとてもよく使用されます。毛穴から胡麻油を取り入れるには良いのですが、食用として胡麻油を口から入れることで多くのピッタを生むと考えます。
また、日頃皆さんが使うような黒い胡麻油にはピッタを多く増やす作用があります。アーユルヴェーダではごまを焙煎せずに生の状態で搾った、白い太白胡麻油を勧めています。
焙煎の胡麻油に比べて太白胡麻油は胡麻油特有の香りがなく、ゴマグリナンが豊富に含まれることから美容効果が高いとされています。
この太白胡麻油よりもおススメしたいのが、万能オイルと言われる“ギー”です。
ギーとは、インドを中心に古くから作られている、バターを熱し不純物をろ過した純粋なオイル。ギーは食用以外にも、目や鼻・耳を洗浄したり肌や髪にも塗ったりと、たくさんの用途があります。
ピッタが増えすぎている時の症状にも、ギーがそれを抑えてくれますよ。
ここから夏に入り暑くなりますので、熱と深く関係するピッタはどんどん増えていきます。ですのでさらに夏には胡麻油の摂取は控えた方がベストです。
いかがでしたか?
毎日胡麻油を調理に使っているという方は、明日からギーを取り入れた健康法を試してみてはいかがでしょうか?
夏には最近話題になっているココナッツオイルもおすすめですよ!
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【著者略歴】
※ Yuno・・・ヨガとアーユルヴェーダを専門とし、自身のスタジオWindhillを2015年港区白金台に設立。また今年出産を迎える1人のママとして、特に最近は妊婦や産後の身体についてを中心に学びを深める。