ゆとり世代に物を買わせるために必要な、たった1つのこと (2/2ページ)
アジアの中でも特に貧しい、バングラディシュとネパールで商品の生産が行われ、先進国で売られています。
「途上国でつくった」というと「素朴なかんじなのかな・・・?」という先入観を抱いてしまいがちですが、シンプルでお洒落なデザインであることも特徴です。
途上国でここまでのブランドを大きくするには様々な困難に直面したのだとか。そんな奮闘記は、山口さんの著書「裸でも生きる―25歳女性起業家の号泣戦記」で描かれ、ベストセラーになりました。
また、公式サイトにも「マザーハウス・ストーリー」というコンテンツが置かれているほど、このブランドは商品の裏側にある「物語」に重きをおいていることがわかります。
そして購入者は、マザーハウスの商品を買うことで、ブランドと途上国の発展に貢献できます。つまり「マザーハウス物語」の一部に自らも加わることができるということなのです。そういった参加型の物語性が「マザーハウス」というブランドの大きな魅力なのでしょう。
このように、これからのブランド市場で差別化を図るためには“物語”が必要不可欠といえるのではないでしょうか。「欲がない」なんて言われていますが、本当は欲深くて贅沢なゆとり世代はそうでもしないとモノを買わないのかもしれません。