86%の親が理解できない今時「インターネット用語」トップ10
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日本ではインターネット用語が数多くありますよね。例えば、wktk(楽しみ!)やjk(常識的に考えて)など。実は海外でも、インターネット上でよく使われる新しい用語があるのです!
しかも、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンのジョン・サザーランド教授が指揮した調査によると、子どもが使うインターネットスラングに対して、多くの親が困惑していることがわかってます。
海外のインターネット事情はいずれ日本にもやってくる可能性が高いので、海外サイト『Mirror Online』が発表したその調査結果を一緒に見ていきましょう。
■親たちは若者の使う言葉を理解できない
まず、調査対象の2,000人中たった10%しか「bae」の本当の意味を認識していなかった、とのこと。
「bae」とは、恋人(ボーイフレンド・ガールフレンド)や、大好きなものという意味で使われることが多い用語。また、Before Anyone Else(誰より先に)という意味もあります。
そして86%の親たちが、「ティーンエイジャーはTwitterやFacebookなどでは全く異質の言語を使っているように思える」と明かしています。
例えば、イケてる、キマってるを意味する「Fleek」は、親たちが理解できなかった用語のトップ10にランクインしています。親たちの43%が「知らない」と回答しているのです。
サザーランド教授によると、ソーシャルメディアやインスタントメッセージの出現により、英語が速いペースで進化しているといいます。
■親が理解できない新しい用語トップ10
では、一体どんな用語が親には理解できないのでしょうか? それは、以下の10個だそうです。
・Fleek(イケてる、キマってる)
・FOMO(取り残される不安)
・Bae(恋人、大好きなもの)
・ICYMI(見逃した人用)
・Deadout(ゴミ、クズ)
・TBT(以前の写真、思い出の写真を公開)
・LMK(知らせて)
・RN(今、現在)
・Thirsty(もっとちょうだい!)
・NSFW(職場で閲覧するには不適切)
こんな用語を海外の掲示板やソーシャルメディアで見たことありませんか? 自分達の時代にはなかったものがなかなか理解できないのは、日本だけじゃないんですね。
■今はもう使われていない用語トップ10
また、以前はテキストメッセージでのやりとりでよく使用されていた、TXTやGR8、M8といった頭字語は、現在あまり使われていない、とのこと。
・TXT(テキストメッセージ)
・GR8(素晴らしい)
・M8(仲間、友達)
・BRB(すぐに戻るよ)
・ROFL(床を笑い転げる様子、大爆笑)
・BBZ(かわいこちゃん)
・L8RZ(また後で)
・GTG(行かなくちゃ)
・Enuf(十分な)
・TTYL(またあとで話そうよ)
日本同様に、海外でもインターネット用語にトレンドがあるんですね。あなたが知っている、または使ったことがある言葉はありましたか?
最近は、インターネットが流行語の発信源になっているようですね。これからも新しい言葉がどんどん増えていきそう! 本格的に国際化社会になる前に、チェックしておいてはいかがでしょうか?
(文/椎名恵麻)
【参考】
※Revealed: The top 10 social media words and terms your parents really don’t understand-Mirror Online