柔らかいものを3Dプリンターで作りたい!フェルトで立体をつくる試み (2/2ページ)

FUTURUS

3Dモデルをスライスした形状で、カットされたフェルトが重ねられて接着された結果として、3Dモデルと同じ立体がフェルトで形成されているはずだ。

しかしできあがったフェルトは単なる立方体になってしまっているので、ここからは手作業で余分な外側のフェルトを取り除いてやる。

すると、中から3Dモデルに合わせてカットされ重ねられたフェルトが立体となって現れるのだ。できあがったサンプルをみると、スライスの段階が粗いため、本来は滑らかな曲面にしたい部分が階段状になってしまっている。

これはフェルトの板を薄くして、スライス数を倍増すれば解消されるはずだが、現在の技術ではカットする枚数が増えた分だけとてつもなく時間が掛かってしまうのだという。


■ 仕組みはできた!あとは高速化と高品質化が課題だ

とりあえず3Dデータから自動的にフェルトで立体を作りだす仕組みはできているが、その完成品はかなり粗い。しかし、この仕組みが高速化かつ高品質化すれば、確かにコンピュータ上でモデリングした3Dデータが簡単に柔らかな素材の立体として出力できる。

例えばディズニーの豊富なキャラクターを様々なポーズにしてフェルトでプロトタイプとして出力すれば、その仕上がりと感触を確認することが容易になるだろう。

ただ、プリンターもできあがったフェルトの立体物も、市販するにはまだまだ改良が必要だ。

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