昔の写真でも簡単にiPhoneに取り込めるスキャンボックス (2/3ページ)

その点この『QromaScan』はなかなか優秀だ。まず紙の写真とiPhoneを置けば、きちんと正面から撮影できるようになっている。さらに、カメラと写真の距離は、専用アプリが把握しているので、ピントを正確にあわせることができ、ピンボケにならない。
また、ちょっと専門的な話になるが、太陽光、蛍光灯、電球などは、それぞれ光の色が異なる。そのため、環境が変わったらカメラの“ホワイトバランス”を適切に調整してやらないと、撮影したモノの色が正確には再現できない。
通常カメラが光を認識して、オートで“だいたいこんな感じかな”というところに調整するようになっている。しかし、必ずしもそれがあっているとはかぎらないため、ヘンな色になってしまうこともある。それが、この『QromaScan』では、使用しているLEDの色を専用アプリが正確に把握しているので、写真どおりの色を再現できる。また、明るさも正確だ。
■ 音声で操作とタグ付けができる
この『QromaScan』とセットで使う専用アプリも秀逸だ。iPhoneを『QromaScan』の上に置いたら、あとはすべて音声コントロールができる。タッチ操作が不要なので、時間が短縮でき、手間もかからなくなる。
また、取り込む際には、写真の日付、場所、一緒に写っているひとの名前などを言えば、それが記録される。それによって写真は整理されるので、あとでいつ、どこの写真か、だれと写った写真かで、簡単にリストから検索できる。なお、このデータは画像とともに『Lightroom』『iPhoto』などのソフトに取り込むことができる。
ユニークなのは裏面スキャン機能だ。昔の写真のなかには、重要な情報を裏面にメモしたものもあるかもしれない。それをスキャンする機能も搭載されている。“バックスキャン”といえば、そこで取り込んだ画像は、単独のひとつの写真としてではなく、表面の写真と一緒に“裏面”として保存される。