放り投げると自律飛行するドローン「Lily」

FUTURUS

放り投げると自律飛行するドローン「Lily」

普及と共に様々な問題点を浮き彫りにし始めたドローンだが、やはり操縦の難しさもトラブルの原因かもしれない。そんな中、基本的には放り投げるだけで、後は一切操縦しないというドローンの予約販売が開始された。

そのドローンの名は『Lily』で、操作して飛ばす事を目的としたドローンでは無く、自分を撮影するために飛行もできるカメラであるというのが開発コンセプトらしい。


■ 放り投げるだけでちゃんと撮影してくれる

『Lily』の操作は簡単だ。基本的には操縦はしない。ただ放り投げれば飛行と撮影を開始する。

また、川や湖、海などで水の中に放り投げても水に浮き、自分で水面から離水して撮影を開始する。

水面に放り投げても大丈夫な位だから、雨の中でも使えるようだ。

放り投げた後は、『Lily』はユーザーの動きに合わせて追いかけてくる。ユーザーがポケットに入れたり手首に装着したりできるトラッキングデバイスを持っていれば、それを追跡しているのだ。

トラッキングデバイスにはGPSが搭載されており、『Lily』はそのトラッキングデバイスの持ち主を撮影しながら追いかけるのだが、映像としてもユーザーを認識して追跡しているため、ちゃんとフレームに収まるように撮影してくれる。また、トラッキングデバイスにはマイクも搭載されているので、撮影中にユーザーが聞いていた音や話した内容も記録され、臨場感のある映像を楽しむことができるだろう。

このように、ユーザーは『Lily』を放り投げた後は操縦をしなくても良いのだが、『Lily』が前から撮影しながら追いかけてくるのか、後ろからなのか、あるいはユーザーの周りを回転しながらなのか、といったことは設定しておく必要はある。

さらに、一定の位置に滞空しながらユーザーを追跡して撮影することも可能だ。『Lily』は1080pのハイビジョン解像度の動画を撮影でき、フレームレートは120fpsだ。写真も12メガピクセルで撮影できる。

記録は内部ストレージの4GBにも保存できるが、microSDを差し込むこともできる。ライブストリーミングもできるが、解像度は低くなる。『Lily』のサイズは直径26.1cm×高さ8.18cmで重量は約1.3kgと軽量なので、バックパックに入れて持ち運ぶことは苦にならないだろう。

ユーザーからの距離は1.75m~30mの範囲で飛行できる。高度は1.75m~15mで、最高時速40kmとなるため、スキーやスノーボード、自転車の走行にもついて行ける。


■ 動画の量産をしたくなるドローン

以上の様に、非常に魅力的な『Lily』だが、欠点もある。バッテリーは内蔵型であり、交換型ではないので予備のバッテリーを用意できない。最大20分の飛行だが、一端バッテリーが切れると、フル充電まで2時間必要になってしまう。そのため、あまり無駄な撮影ができない。

それにしても『Lily』はデザインが可愛らしい。正面が分かるように、ロゴマークがステータス表示ライトとしてデザインされているが、これが目の様に見えて、カメラの部分が口の様に見えるため、『Lily』が笑っているように見える。

こんなにタフで扱いが簡単なドローンであれば、面白い動画が量産できそうだ。

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