肌を傷める3大要素「こする」「とかす」「日焼けする」の対処法
「必要なことは、皮脂の状態を整えること。そのためには、皮脂に限りなく近い性質を持ったオイルで補えばいい」
そう考えた結果、「椿オイル」に着目したというのは、『美人は「ツバキ」でつくられる。』(スカーレット西村著、総合法令出版)の著者。
そこで本書では、著者が考案したという椿オイルと洗顔法だけのシンプルな「カメリアオイルメソッド」を紹介しているわけです。
なおカメリアオイルメソッドでは、「こする・とかす・日焼けする」をしないことが鉄則。そこできょうは、「肌を傷める3大要素『こする・とかす・日焼けする』を防いでお肌を守る」に着目してみましょう。
■1:こする(ひっぱる)
むくみが出ている朝などは、鏡を見ながら気になる部分をこすったり、ひっぱったりしたくなるもの。しかし、それは肌に悪い影響しか与えないそうです。
理由は、肌をこすると角質層を荒らしてしまうから。角質層が荒れると保水力が落ち、乾燥が進むことに。そして、バリア機能も弱まってしまうというのです。
だから、もし目のまわりのくすみに悩んでいるなら、目をこするクセを見なおすべき。こするのをやめるだけで、ずいぶんと目のまわりの肌のトーンが明るくなるといいます。
■2:とかす
クレンジング剤や洗顔料に含まれている「合成界面活性剤」は、うろこ状になっている肌表面のうろこを徐々にはがし、とかしていくのだと著者は説明しています。
毎日使っていれば、角質層は荒れ、薄くなってしまうことに。そうなると水分も皮脂も失われ、常に乾燥した肌になってしまいます。
しかし肌が荒れると、常在菌も失うことになるそうです。バリアが弱い肌環境で、常在菌の働きもなければ、肌トラブルだけでなく、風邪や食中毒などの危険も高まることになるわけです。
そこで、「まずは日々使っているクレンジング剤や洗顔料を見なおしましょう」と著者は提案しています。
特に市販のメイクアップリムーバーは油分が多く、合成界面活性剤を含んでいることも多いので、避けた方がいいそうです。
■3:日焼けする
紫外線は、身体によい面と悪い面をあわせ持っているもの。紫外線は丈夫な骨をつくるために欠かせないビタミンDを生成するので、完全に日差しを避けようとするのは反対。
でも日焼けすると、肌が赤く腫れたり、皮がむけたりし、角質層のダメージは避けられないもの。それがシミ、シワ、腫瘍の原因になるのだといわれているとか。
過度に恐れる必要はないとはいえ、最低限の意識は持っておいた方がいいという考え方です。
こうした基礎知識からはじまって、本書では椿オイルの効能やマッサージ法、さらには、美しくなるために意識したいことなどが紹介されています。目を通してみれば、新たな気づきが得られるかもしれません。
(文/印南敦史)
【参考】
※スカーレット西村(2015)『美人は「ツバキ」でつくられる。』総合法令出版