世界初!藻類を利用した「バイオデジタル」キャノピーがエコ建築の新時代を築く (2/2ページ)
キャノピーに人が近づいてくると、センサーが感知して電子バルブが作動し、キャノピー内へより多くの水溶媒を流し込むようになっている。これにより、人が増えれば増えるほど壁や天井を流れる藻類の量が増え、キャノピー内はより日差しをカットできることになる。
藻類を使うメリットは他にもある。光合成時に酸素をだすからだ。このキャノピーは、森林地帯4ヘクタールで生産されるものと同量の酸素を生成。バイオマス(生物の量)を一日当たり150kg、自然野菜のタンパク質量を60%増加させることが可能だという。
自然の生態とデジタルを統合させた“バイオデジタル”という考え方は、いいことずくし。これからの都市建造物にとって、重要なキーワードのひとつになりそうだ。