ビールは何からできている? その1・麦芽【ビールひとくち講座 第8回】 (2/2ページ)
そうした工夫をこらした麦芽ももちろんビールに使われ、各スタイルごとの特徴の一つとなっていきました。 麦芽の種類が直接ビールの味や色に対して大きく影響しているスタイルとしては、小麦の麦芽を使った「ヴァイツェン」や、ブラックチョコレートのような濃い色の麦芽を使う「スタウト」などがあります。
ヴァイツェンは主にドイツの南方で生産されているスタイルです。バナナとも評される特徴的な香りがしますが、苦味が弱めなので、「苦いからビールは嫌い!」という人にも飲みやすいスタイルの一つです。
スタウトは日本で「黒ビール」と呼ばれていることが多いスタイルです。香ばしさや焦げ臭さと甘さを感じる濃い味が特徴で、人によっては好みが分かれるかもしれません。
どんな銘柄があるかについては、また日を改めてご紹介しますね。
また、特に濃いこげ茶色の麦芽は「チョコレートモルト」と呼ばれ、味にもチョコレートのような苦味と甘みが出ます。バレンタインの時期に発売される「チョコレートスタウト」とされているものにもチョコレートモルトが使われていることが多いですね。
こんな風に、一口に「麦芽」といってもいろいろな作り方があり、ビールのスタイルにも多大な影響を与えています。
いろいろなスタイルや銘柄を飲みなれてきたら、「このビールはどんな材料でできているのかな?」という点に着目してみるのも楽しいですね。
次回は麦芽同様にビールのCMでもよく名前を聞く、あの材料について着目していきたいと思います。お楽しみに!