ズバリ、競争は必要!でも子どもが「1番じゃなかった」とき親がかけてあげたい言葉とは? (2/3ページ)
「優勝できなくてお前は悔しくないのか!」
「今度はもっと頑張って一番になろう!」
「努力が足りなかったね!」
こんな言葉を投げかけていませんか? 親は励ますつもりで言っているのかもしれませんが、これでは「優勝しなくては価値がない、1番でないと意味がない、負けることは悪いこと」と思うようになります。
そうなると「これ以上、頑張って走っても勝てない」と思った時点で歩き出したり、途中で棄権するようになってしまいます。また、子どもが1番になれたとしても、自分に負けた子を“ダメな子”と上から目線で評価する心が育ってしまう可能性もあります。
子どもが1番になれなかったときは、「残念ながら結果は出なかったけれども、最後まで走って素晴らしかった」「走る練習を重ねていたから体力がしっかり付いてきた」と、努力をした過程を認めてあげましょう。
■「比べること=悪」ではない
人間は順位がついていないものでも、優劣をつけてしまうものです。例えば、園の壁面にクラスの子全員の絵が展示してあったら、「あの子の絵はうまい、この子は下手」と大人は心の中で順位をつけてしまうものです。
子どもを比べないことに気を遣いすぎていると、比べること自体が悪と捉えてしまうようになり、「優劣をつける自分は悪いママ」だと自分を責めてしまう方もいるかもしれません。
でも、比べてしまうことは仕方がありません。心の中で「あの子の絵はうまいけど、うちの子は下手だな」と思うに留めて、言葉に出さなければ大丈夫ですよ。
いかがでしたか?
子どもは順位をつけられることで、実社会で生きていくために必要な心の強さを身に着けていきます。
負けた子は、悲しく、悔しい思いをすることになりますが、それだけで十分心が育っていきます。親がビリになったことを嘆き悲しんで、“傷口に塩を塗る”ような言葉をかけてはいけませんよ。