どうしてやる気にならないの?子どもを励ます時に「ガンバレ!」はNGな理由 (2/3ページ)
このような時は、子どもの感情ではなく、行動について具体的な指示を与えることで、子ども自身が感情をコントロールするきっかけを与えることができます。
例えば
「泣くな」・・・「涙を拭いて、3時になったらおやつを食べよう」
「怒るな」・・・「悔しくて怒りたいよね。でも相手に仕返しして叩いちゃダメよ」
「笑って」・・・「ここ(口角)をこうやって上げてみて、楽しくなるよ」
といったように、子どもの心に寄り添って、感情をコントロールできるようにサポートすることが大切なのです。
■3:「あなたにしか言えない言葉」で褒める
子どもが一生懸命頑張った次のステップは、今度はその努力を褒めてあげましょう。
もうお分かりかと思いますが、この時「良かったね」「スゴイね」「エライね」と抽象的な言葉を使ってはいけません。
これらの言葉は、「ガンバレ!」と同じように具体的でない上に、誰にでも簡単に言える褒め言葉だからです。
誰にでも言えて、誰に言っても良い言葉は心に全く響きません。かけられた相手は嫌な気分になることはありませんが、ものすごく嬉しいものでもありません。
人はいつも誰かに認めてもらいたい生き物です。この“承認欲求”が満たされるためには、「相手が自分を認めている」と感じることが必要なのです。
つまり、誰にでもかけられる言葉ではなく、自分のことを認めている、自分だけに向けられたメッセージを欲しているのです。
ですから、子どもに励ましの言葉や褒め言葉をかける際には、
「前はナス食べられなかったのに今日は全部食べられたね。ちゃんと食べれてエライね。」
「昨日はパジャマのボタン2つしか留められなかったけど、今日は全部留められたね、スゴイね。」
というように、ずっと見守っていたあなたにしか言えない、子どもだけに向けたメッセージで承認欲求を満たしてやりましょう。
いかがでしたか。
“具体的な行動を含んだ言葉で励ますこと”や“自分にしか言えない、相手だけに通じる言葉”をかけることは子どもだけではなく、大人相手でも通用することです。