人気アプリで“わいせつ写真”が大量流出…違法ファイル売買の温床にも (2/2ページ)
違法わいせつファイルの温床にも
流出被害が話題になった「写真袋」だが、販売目的でわいせつ画像をアップしているユーザーもいる。
このアプリでは、有料の「ハチミツ」というアイテムを使うと有効期限の切れたファイルをダウンロードできる。期限は投稿者が自由に決められるため、最初から「ハチミツ」が必要な状態にもできる。
閲覧者が「ハチミツ」を使うと投稿者には「ドングリ」というアイテムがプレゼントされ、これを集めればiTunesカードなどの金券と交換できる。よって間接的にファイルの売買が可能になるというわけだ。
「『写真袋』は個人情報を登録することなく利用できるため匿名性が高い。しかも特定のユーザー同士でやり取りするため、児童ポルノや無修正など表では売買できないような違法ファイルも出回っている。また、若い女性が『Twitterのフォロワーを増やしたい』『チヤホヤされたい』などといった理由で自撮りの無修正ヌードをアップし、SNSで告知しているケースもあります。一方、偽ファイルをエサにした詐欺行為も横行しており、無法状態になっています」(前同)
といっても完全に無法というわけではなく、昨年1月には「写真袋」で女児の児童ポルノを公開したとして19歳の専門学校生の男が逮捕されている。だが、その実態はなかなか表に見えてこない状況だ。
新たなサービスが出てくれば新しい問題が発生するのがネットの常だが、流出被害にしても違法ファイル問題にしても取り締まりは容易ではなさそうだ。
(取材・文/佐藤勇馬)