結婚も子どもも不要!「ミニマムな暮らし」を選ぶ若者の実態 (2/2ページ)
上の世代からは「消費をしない」と揶揄されることの多いゆとり世代ですが、彼らの多くは、長引く不況の中、お金を使わずに楽しく生きる術が自然に身についた世代なのかもしれませんね。
■常識を“捨てる”という選択さらにミニマムな暮らしをする若者たちは、日々の生活費だけでなく、一生に必要な費用も最小限に抑えようとする傾向があるそうです。
「おおざっぱに言って、私たちが一生に必要な費用は次の4つです。1)基礎生活費、2)住宅購入費、3)育児、教育費、4)老後費用。(中略)ミニマムに暮らしたいと考える人たちは、このうちの2と3が最初から不要です。それはつまり、人生において1から4までのすべてが必要な人の、半分ほど稼げば(=約半分の年数だけ働けば)生きていけるということです」
今までは「結婚をして、マイホームを購入し、子どもを育て、定年後は、退職金と年金で悠々自適な生活をする」のが、ある種の“常識”でした。しかしこれから先、このような“従来型の暮らし”を続けていける保証などどこにもありません。
それを生まれてからの十数年間、ずっと肌で感じてきた若者たちが、従来型の暮らしに見切りをつけ、「自分の人生においてもっとも大切なこと」を見直しはじめるのは、当然のことなのかもしれません。
就職、結婚、子育て。20代は、人生のターニングポイントが何度も訪れる時期です。その分、悩むことも多いものですが、両親や年配の方の意見に偏りすぎずに、自分なりの幸せを模索していけるといいですね。
※参考:ちきりん『未来の働き方を考えよう』(文藝春秋)