ムカッ!その怒りの感情、本当は○○だった!? 怒りを感じたときの正しい対処法2つ
育児に、家事に、仕事にと毎日忙しい日々を送っていると次第に余裕が無くなり、家族にムカッ!!と怒りの感情が湧いてくることって、よくありますよね。
子供に対しての場合もありますし、ご主人や、その他の家族に対して抱くこともあるでしょう。
そんなとき、「いい加減にしてよ!」と怒りの感情を相手にそのままぶつけてしまうと、その瞬間はすっきりするかもしれませんが、後で相手との関係が悪化したり、自己嫌悪に陥ってしまうことのほうが圧倒的に多いもの。
怒りの感情はそのままぶつけるのではなく、正しく理解して対処することが大切です。
今日は、コミュニケーションライターの筆者が、『怒りが湧いてきたときの対処法』についてお伝えします。
■怒りの前には、もうひとつ感情がある
“怒り”の感情というのは、“二次感情”といわれています。
人が誰かに怒りを感じるときというのは、その下に、また別の感情(一次感情)が隠されているのです。
隠されている感情、それは、不安だったり、悲しみ、苦しみ、そして、期待だったりします。
怒り(二次感情)が湧いてきたら、
「私は、どういう感情(一次感情)から、怒りが湧いてきているのだろう?」
を、まず考えてみることが大切です。
そうすることで、自分の本当の気持ちに気づき、少し冷静になることができます。
怒りをぶつけるのではなく、もっと正しいやり方で対処していくことができます。
■怒りが湧いてきたときの対処法2つ
(1)期待値を下げる
「私は、どういう感情から、怒りが湧いてきているのだろう?」と考えてみたとき、それが相手への“期待”であることって、けっこう多いと思います。
これぐらいならできるだろう、
これぐらいなら分かってくれるはず、
こんなことできて当然、
そういった“期待”が裏切られたことによって、怒りの感情が湧いてきているのなら、期待値を下げてみましょう。
人は、自分の決めた基準に、相手を当てはめてしまいがちです。
特に、自分の子供やご主人など、最も親しい関係の人に対しては、なおさらそうなってしまうもの。
そういった自分で決めた基準に当てはめて勝手な期待から怒りをぶつけてばかりいると、相手はあなたといることに苦痛を感じるようになります。
相手への期待という一次感情から怒りが湧いてきたときは、期待値を下げて接することで、イライラしたり怒りを覚えることが少なくなります。
(2)一次感情を素直に伝える
一次感情が、不安や心配、悲しみや寂しさ、苦しみだった場合は、相手に素直にその気持ちを伝えてみましょう。
「あなたが連絡くれないから、なにかあったんじゃないかってすごく心配したわ」
「そんな言い方されると、今までのがんばってきたことが否定さているようで、すごく悲しい」
このように一次感情をそのまま伝えるほうが、相手との関係が良くなります。
怒りの感情に任せて、「いったい何時まで遊びに行ってるのよ!」「そんな言い方しなくてもいいじゃない!あなたっていつもそうよね!」と相手を責めても、本当のあなたの気持ちは通じません。
自分の本当の気持ちを素直に伝えるのは、自分の弱みを見せるようで恥ずかしく、なかなか難しいもの。
でも、それができたとき、相手との関係は健全なものに変わります。
怒りの感情をぶつけられるより、相手は「ああ、心配させて悪かったな」「こんなに苦しませていたんだ」と素直に思うことができるものなのです。
いかかでしょうか。
怒りは一度爆発させてしまうと、なかなか止めることができず、自分も相手も苦しくしてしまう原因になります。
良い家族関係を、人間関係を続けていきたいのなら、怒りの感情を正しく理解して、対処していきましょう。