530人調査で「痩せ体型より消費者に好印象な体型」が明らかに
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女性は、自分のスタイルに敏感ですよね。でも、モデルのような体型を目指して、「もっと痩せなきゃ!」と必死になっているなら、ちょっと待ってください!
そのダイエット、本当に必要でしょうか? 実は最新の調査で、売上がいいのは細すぎるモデルよりも、標準体型、または少しぽっちゃりしているモデルが使われた広告だとわかっているのです。
ということは、痩せるとむしろ逆効果になる可能性が……! 今回はそんなダイエットを考え直したくなるような調査結果について、『Medical Daily』からご紹介します。
■細いモデルを起用したから売れるわけではない!
イギリスの研究者シュエメイ・ビエン博士は、モデルの体型がマーケティングに与える影響を調査しました。
多くのファッションブランドでは、非常に細いモデルを使う傾向にあります。しかし、標準体型のモデルを使っても、ブランドに悪い影響を与えないことが判明。
ビエン博士は「健康的でない細すぎるモデルの起用については、今までも議論の対象になってきました」と語ります。
「今回の調査によって、標準体型のモデルを起用しても、ブランドに悪い影響がないことが証明されました。それどころか、標準体型のモデルを起用した方が、むしろ売上が伸びることがわかったのです」
モデルが痩せていることとそのブランドが好きになるか、商品を買いたくなるかどうかはまた別の話なんですね。
■ファッションブランドでは標準体型モデルが人気
この調査は、18~25歳の女性530人を対象に行われました。調査の内容は、起用されているモデルを見て、そのブランドのイメージを聞く、というもの。
結果、標準体型のモデルを使っても、ブランドに対するイメージはまったく変わらなかったのです。しかしなんと新しいブランドについては、むしろいいイメージが持たれました。
つまり、標準体型のモデルを使ったほうが、売上を伸ばすことができるのです。
確かに、モデルがあまりにも細いと、自分がその服を着ている姿が想像できませんよね。すべての女性が身長170センチでウエスト56センチなわけはありません。
現実的な体型のモデルを起用したほうが売上は伸びる、というのも納得です。それでビエン博士は「社会全体が痩せすぎの女性を減らす方向へ動くのはいいことだ」と語っています。
フランスではトップモデルのような体型を目指してダイエットするあまり、拒食症になり、命を落とす若い女性が多いことが問題になりました。
そのため、法律でBMIが18未満のモデルを使ってはいけないと定められたのです。もちろんフランス以外でも、世界中で女性の痩せ願望が過剰になっていることは度々問題となっています。
スレンダーな体型には誰もが憧れてしまうものですが、やりすぎは禁物です。
そもそも、体型だけで人に好かれるわけではありません。魅力は内面からにじみ出るもの。極端なダイエットはやめて、健康的な生活を送り、外見磨きにばかり固執し過ぎないようにしましょう!
(文/和洲太郎)
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