『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の素晴らしさは編集にあり? (2/2ページ)

Kotaku

撮影の間、「アイ・トレース」と「クロスヘア・フレーミング」技術を使い、フレームの真ん中に重要な絵が来るようにしていたのです。ほとんどのシーンが中央で撮られているため、観客はショットが変わるごとにどこを見れば良いのかとアクションを目で追う必要がありません。それはまるで古い飛び出す絵本。中央で次から次へとアクションが展開されるので、観客は焦点を一箇所に定めておけば良いわけです。


ジョージ・ミラー監督は常に「クロスヘアを彼女の鼻に! クロスヘアを銃に!」と画面の中央を意識していたそうです。これはハイスピードで進む映画の中で、目と脳が簡単に理解できるようにすることを目的としており、全ての新しいショットが一つ前のショットと同じスペースに現れるようになっています。編集者のマーガレット・シックセルさんは、そのお陰で、ビジュアルの情報を理解するだけで素早く作業することができたのです。

ここ数十年、臨場感を出すためにカメラを揺らしたり、ラフな映画撮影法が人気でしたが、『怒りのデス・ロード』はアクションが中央に収められているので、編集者も観客も何が起こっているのかすぐに理解できます。以前はこういった撮り方が普通だったと思うのですが、今の「カオス・シネマ」が一般的な時代に見ると、新鮮に見えるものなんですね。

詳細は、ヴァシ・ネドマンスキーさんのブログでどうぞ。


[via io9

中川真知子

「『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の素晴らしさは編集にあり?」のページです。デイリーニュースオンラインは、アクションSF/ファンタジー動画すごい映画カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る