コスト減で環境にもよい「ナトリウムイオン電池」の電動自転車はメリットしかない? (2/2ページ)
■ EVやPHVの低コスト化に寄与するデバイス
ナトリウムイオン電池については日本でも研究されており、東大工学部が先頃、急速充電や長時間の電流供給、繰り返しの充放電に対する安定性など、次世代電池に必要な性能を満たしていることを確認したとしている。
現在、リチウムイオン電池は携帯電話やEVなど多種多様な用途に使われているが、リチウムやコバルトといった希少な元素を使用しており、その産出国も限られるが、ナトリウムは海水の塩から無尽蔵に近い量を低コストで採取できる。
リチウムイオン電池並みの容量や充放電性能が確保できればコストのみならず、資源の国内調達という大きなメリットをもたらすことになる。
今回は電動自転車への応用例だが、電気エネルギーの貯蔵用途やEV、PHV用など広範囲に活用できる可能性があり、二次電池の低コスト化に大きく貢献する可能性を秘めている。