江戸後期から明治時代にかけての日本の古写真の出所が明らかに (2/3ページ)
ベアトの見事な写真はこのフォトフェアの見どころのひとつであるが、このフェアは1840年代にさかのぼる独特なショット、写真の新時代を担う秀逸な作品をイギリスに紹介するきっかけとなっている。
スタフォードシア出身のイギリス人発明家トマス・ウェッジウッドが、初めて芸術として試みた写真は1800年に登場したが、これは失敗に終わった。次はニセフォール・ニエプスが、1822年に自分が発明したヘリオグラフィーという技術を使って、1826年に世界最古の写真を撮った。これは高窓から撮ったフランスの風景で、今でも残っているが、ぼんやりした不鮮明な写真だ。1839年にルイス・ダゲールが、現在わたしたちが知っている写真法、銀板写真を初めて発明した。
それぞれの写真は手書きで色をつけた。1800年代はまだ手間のかかる時代だった。
3.眠る我が子を優しく見守る母親

出典: karapaia
4.演奏する女性。

出典: karapaia
ベアトが日本にいた期間は、彼の写真歴の中で唯一穏やかな時代だったようだ。