米DARPA競技にみる次世代災害救助ロボットは2段階変形の「トランスフォーム型」!? (2/2ページ)

FUTURUS


■ 1位と3位はタイヤ走行も可能なモデル

大会に参加しているロボットは、基本は2足歩行型。だが、上位3チームのうち、1位と3位のチームのロボットは、2足歩行だけでなく、タイヤでの走行も可能な仕様になっている。

例えば、1位のTEAM KAISTが持ち込んだ『DRC-HUBO』(当記事の画像一番上)は、ヒザ部分が折れ曲がりタイヤでの走行も可能。

階段を登ったり、クルマの運転では2足歩行、モノを掴む場合などにはより体勢が安定するタイヤ走行へトランスフォームする。3位のTartan Rescueが擁する『CHIMP』(下画像)の場合は、シーンに応じ2足歩行から4輪タイヤ走行にチェンジするなどで、全てのメニューをクリアしている。


■ 転倒ダイジェスト動画集が人気だが……

大会では、参加ロボットの転倒はかなり多かったようで、アメリカの電子工学技術の学会IEEE Spectrumでは、大会の転倒シーン集の動画を作成して話題を呼んでいる。

一生懸命作業しているのに(多分)、転んでしまうロボットの姿に、筆者も思わず『ガンバレ』と声援したくなった。そんな人が多いのだろう、アクセスはかなりあるようだ。

いっぽう、これもあくまで私見だが、2足歩行型“だけ”は、現在の技術では、足場が悪い作業環境で転倒しやすく、作業が非効率になるのではないか? とも思える。場面や場所に応じてタイヤ走行型になるなど、2足歩行からより安定した形に変形するタイプの方が、現実的かもしれない。

いずれにしろ、こういった競技やイベントなどにより、今後もこの分野の研究・開発が進むことを願いたい。

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