最新テクノロジーのキーワードが満載!? SFアニメ映画「攻殻機動隊 新劇場版」 (2/2ページ)
例えば、
(1)擬体化:体の一部や全部を人工の器官に変えること。主人公の『草薙素子』はじめ、登場人物の多くが全身を擬体化、つまりサイボーグになっている設定だ。
(2)電脳:マイクロマシン技術などにより、情報ネットワークに接続できる脳に変えていること。ネットワーク接続時は、喋らなくてもお互いで会話ができるが、ウイルス感染などの恐れもある。
(3)AI:最近話題の人工知能。劇中では、AIを搭載した多脚戦車で、おちゃめなキャラのロジコマが登場。ほかに、人型ロボットも多数登場する。
(4)クルマの自動運転化:クルマやオートバイは、自分で運転できるほか、オートで走行することも可能。また、交通管制システムもかなり進んでいて、渋滞は意図的に起こさない限りは“一切ない”という設定だ。

■ “電脳”と“擬態”はまさに不老不死
このように、『攻殻機動隊』には、近い未来に見え隠れしているテクノロジーが、現実のものとして描かれている。自動運転車やAIももちろんそうだが、さらに興味深いのは“電脳化”と“擬態化”。
“擬態”は老朽化したり壊れたりするが、“電脳”を新しい“全身擬態”に入れ替えれば、まさに“不死”となる。『ゴースト』と呼ばれる“魂”だけが唯一自分のオリジナルだ。ナノロボットや遺伝子工学などの研究で最近話題になっている“不老不死”よりも、こちらのほうがなんとなく実現可能性が高そうな気がする。
ともあれ、最新作はどんな展開を見せるのか?
予告編の動画では、電脳ウイルスのファイヤースターターが物語のキーとなるようだが、公開が今から楽しみだ。