ママ友が我が子を叱った!「勝手に叱らないでよ or 叱ってくれてありがとう」どっちが正解?
子どもたちを連れてママ友とスーパーでお買い物。ママ友は自分の子どもが売り物のキャベツの葉っぱをちぎってるのに何も注意しません。さらにキウイや桃などの果物をグイグイ押しても黙っている様子……。
もし、あなたの子どもが同じことをしたらどうでしょう? きっとすぐに注意をするはずです。
躾の方針は家庭によってさまざまですが、あなたの基準からすると目にあまる行為に対して、あなたは黙って見て見ぬ振りをしますか?
それとも、他人の子でも注意しますか?
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子が他人の子どもの躾についてお話ししたいと思います。
■「逆切れ」するワケは、プライドを傷つけられているから?
赤の他人に我が子が叱られるととても不愉快ですよね。何故でしょうか。
それはプライドを傷つけられるからです。そのプライドとは“ママとしてのプライド”です。“我が子が他人に叱られる”ということは、ある意味「あなたの子育ての仕方がよくないから、あなたの子どもはこんな行動をとるんですよ。あなたの代わりに私が叱ってあげました」ということになります。
子どもの行動を通してあなた自身が非難されているように感じるので、気分が悪くなるのです。
■「ママ友をやめる勇気」も必要
ママ友の子が我が子の頭に砂をかけています。思わず「○○君、お友達の頭に砂をかけるのは止めようね」と注意しました。するとママ友は逆切れし、「子どものすることなんだから、ほっておいて!」「元気なのが子どもの姿、いちいち怒らないで!」と怒鳴られてしまいました。
この例で価値観や躾の考え方がそもそも違うことが分かりますね。
こうなると、今後お付き合いするのは難しいです。親の考え方が合わなくても、子ども同士の仲が良いこともありますが、それはそれで仕方がないこと。「あの子と遊んではダメよ」と制限することはありません。
ただ、お互いの家を行き来したりお出かけをともにするなど、深入りするのは避けましょう。親も一緒に行動するとあらゆる面で違いを目にしてお互い嫌な思いをするだけです。交流をやめる勇気も必要ですね。
■他人の子を叱ってくれることは感謝すること
子どもをみるプロである先生の中にも「保護者との人間関係を悪くしたくないわ」「子どもに嫌われたくないわ」との思いが強く、子どもを叱れない先生がいます。
一見、他人に気を遣っているように見えますが、実は常に“他人から自分がどう思われるか”が最優先していて、ある意味“自分を守っている”のです。
でも、こんな先生は最初は保護者から“優しい良い先生”の評価を受けますが、最終的には保護者からの信頼を勝ち得ることは出来ません。
本当に素晴らしい先生は「もし、これが我が子だったら親としてどうして欲しいだろう」という基準を持っています。
もし、親しいママから我が子が注意されたら“うちの子を親でもないのに勝手に叱り飛ばした”ではなく、“我が子のように大事に思ってくれているからこその行為”“叱ってくれてどうもありがとう”と考えてみませんか。
いかがでしたか。
ある程度、気心が知れ考え方も似ているママ友の子だったら、見て見ぬ振りをするのは不親切です。よその子でも愛情を持って進言してみませんか? 他人の子を注意するって凄く勇気がいることですが、却ってそれがきっかけでママ友と強い絆も出来たりしますよ。