【冴え女シリーズ(1)】[ナンパ男は前世の私の王子様?]6話(前半)「もしかして思いだしてきた?」 (2/3ページ)
年齢もあの時は同じくらいだったんだ」
央美「そういえばそんな事言ってたわね」
耀司「同い年だったら、アンタの反応ももしかしたら違ってたかもしれないけど」
央美「どういうこと?」
耀司「アンタ、どうもオレが年下な事が気になってるようだから」
央美「だってアナタ、いくつよ?」
耀司「はたち」
央美「でしょ? 私と4つも違うのよ」
耀司「そんな差はないと思うんだけど……ああでも前世でもオレは年下っていうか、アンタから弟みたいな扱いを受けてたからなぁ」
央美「年は同じくらいだったって言ってたじゃない」
耀司「そうなんだけど、オレは弱虫で、いっつも強いアンタの後ろを、ちょこちょこついてまわる感じの子だったんだ」
央美「私強かったの?」
耀司「気が強くて頑固だったよ。ふふ、今と同じ」
央美「そりゃ、周りからもそう言われる事多いけど」
耀司「オレたちは親と一緒に互いの国をよく行き来してて、ちっちゃい時からいつも一緒だった。自分ちの国が大変な時は隣に預けられたりしてね。許嫁っていうより、小さな時は兄弟みたいな関係だったんだ」
央美「一軒家のお隣さんちって考えるとわりと想像つくわね」
耀司「急にスケールが小さくなったけど、うん、まぁそんな感じ」
央美「確かに、あなたは弟属性って感じだわ」
耀司「オレは自分をそう思った事ないんだけど……」
央美「なんだろう、泣かしたくなる」
耀司「え、ぶたないで」
央美「そういう泣かせたくなるじゃないわよ。なにもされてないのに手をあげたりしないわ。なにかされそうになったら問答無用で殴るけど」
耀司「なにもしないったら!」
央美(あ、泣きそうな顔してる)
耀司「とにかく、オレたちはどこにいくにも一緒だった。