ルーマニアのハイテク企業が視覚障害者のための「スマート公共交通機関プロジェクト」を推進 (2/2ページ)
■ 『iBeacon』で視覚障害者をサポートする試み
SPTを実現するために、Onyx Beacon社が提携しているのは、タンデム協会(ブカレストの視覚障害者を代表する団体)、RATB(ブカレストの公共交通機関)、ボーダフォン・ルーマニア財団だ。
そして対象となるバスは、ルーマニアの首都の主な公共の場をほぼカバーできているという。
アプリケーションは都市の全域のルートを導くことができるため、時刻表やルートガイドをつぶさに調べる必要はない。つまり、スマートフォンだけで完結できる。
この試みは、Onyx Beacon社にとっても、視覚障害者を助ける世界で初めての規模となるソリューションだと位置付けている。

1月から始まった開発の第一段階は、8月まで続く予定だ。そして年内の残りの期間で、さらなるチューンナップが行われる予定だ。
特に今回使用される『iBeacon』は、長期間の使用に耐えられるように作られており、4年に一度交換すれば良いというメンテナンスコストが低く抑えられている。
ブカレストでの試みが成果を出せれば、『iBeacon』を利用した視覚障害者をサポートする仕組みは世界に広まるであろう。