教科書の書き換えレベル?生命誕生はアミノ酸と転移RNAの両方がカギ (2/2ページ)

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一方、同誌に載ったCarter氏の論文は、転移RNA(tRNA)に適合したアミノ酸を結合させる酵素「アミノアシルtRNA合成酵素」がどのようにtRNAを認識するかを研究。結果的に、tRNAの一方の側はアミノ酸のサイズや形によって対象を区分し、反対側は極性によって結合が可能になっていることが分かったという。つまり、tRNAはアミノ酸がタンパク質を作るための動きを指示していたと考えられるのだ。最初期のタンパク質は、必ずしも独自の形状に折りたたまれず、現在あるようなユニークな構造への進化は遅れて起こったようだ。

2人によると、核酸の塩基配列がタンパク質を構成するアミノ酸配列へと翻訳される際に、それぞれのアミノ酸に対応する塩基配列コドンの中間段階を調べることで、どのように単純な材料の中から複雑な生命が誕生したかを解明できるとしている。引き続き、どのような展開を見せるか注目が離せない分野だ。

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