屋内で「ハリケーン」を作りだす世界最大のタンクが登場 (2/2ページ)

FUTURUS

以前により小さい規模のタンクで行われた、風と海水の間の摩擦によって起こる抗力が風速に応じてどのように変化するかの実験では多くの発見があったといい、これをより勢力の強いハリケーンで調べるようだ。

タンクのオペレーターは水温や塩度もコントロールすることができ、強風のなかで二酸化炭素がどのように移動するか、といった気候変動に関する疑問に取り組むのに効果的。また、土木工学の研究者は『SUSTAIN』のなかに建物のモデルを接地することで、猛烈な風のなかでそれがどのように抵抗するかを確かめるといった使い方も可能だ。

『SUSTAIN』のデータはハリケーン予報のモデルを改善することを期待されている一方で、暴風に伴う波の動きについては今後の研究が待たれるという。ひとたび巨大ハリケーンが上陸すると、その被害は甚大なものになるだけに、多くの人命に関わる有意義な研究になることだろう。

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