【冴え女シリーズ(1)】[ナンパ男は前世の私の王子様?]10話(後半)「オレの気持ちに応えてよ?」 (2/3ページ)
このまま、あなたの事を好きになれるかもしれないって思った」
耀司「好きになっていいよ?」
央美「あああ、でもその、あのなにかが引っかかるの。このままあなたを好きになっちゃいけない気がする。なにかとっても大事な事を忘れている気がするの」
耀司「オレだって、忘れている事まだきっとたくさんあるよ?」
央美「とっても大事な事。それを忘れてちゃ、あなたの想いに応えられない」
耀司「そんなのきっと思いこみだよ。全部思い出せてないから不安なだけ」
央美「あなただって、色々嬉しい事は言ってくれたけど、前世好きだったからって今の私を好きなわけじゃないでしょ?」
耀司「好きだよ」
央美「えっ」
耀司「最初は前世のアンタしかみえなかった。でも話してるうちに、アンタも愛しいって、アンタも好きだなって思えるようになってたんだ」
央美「耀司くん」
耀司「記憶なんてオレとの事だけ思い出してればいいよ。他の事なんて思い出さなくていい。オレとの思い出だけ大事にして」
央美「でも、今の私はあなたの事を……いえ、前の私もあなたの事……?」
耀司「思い、ださないで……いいって」
央美「あれ? あなたと私が恋人同士? 確かに小さい時から仲良くしてた。許嫁だった。でも、なにか引っかかるの……。