本当の幸せは何万円あれば手に入る?調査でわかった「最高」年収
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マネー
努力してたくさん稼いでも幸せじゃなかったら、悲しすぎますよね!
そんな悲劇の人生を歩まないために、『CNBC』の記事を参考に、“幸せを感じる年収のピーク”をチェックしましょう。いったい“幸せを最大限感じられる収入”はいくらなのでしょうか。
■ヨーロッパ各国は1,000~1,500万円
スウェーデン発の国際金融会社スカンディアが2012年、南米やヨーロッパなど13ヶ国を対象に“お金と幸福感”に関する調査を行いました。
残念ながら日本は調査対象になっていませんが、この調査によると、幸せを感じる年収のピークは平均約1,980万円(161,000USドル)。
この額までは収入に比例して幸福感も増えていく、ということのようです。つまり、ここまでは遠慮なく思いっきり稼いでOK!
しかし国ごとにみると、その額はさまざま。たとえば、もっとも高額な収入が必要なのはドバイ首長国です。
ドバイの人々は、幸せを感じるには最大で約3,400万円(276,150USドル)の年収が必要だと考えているようです。年収3,400万円といえば、日本では企業の社長レベル。文字通り破格です。
次がシンガポールで約2,800万円(227,553USドル)、そして香港の約2,430万円(197,702USドル)と続きます。
反対に、ヨーロッパの国々は比較的質素です。
ドイツは調査対象の13ヶ国の中でも最も少なく約1,060万円(85,781USドル)、フランスは約1,400万円(114,000ドル)、イギリス人は約1,640万円(133,000USドル)の年収で幸福感が最大化すると考えています。
ちなみに国税局の調査によると、日本で年収1,000万円を超える人は全体の4%弱。これだけの年収があれば“高給取り”なのは間違いありませんが、ドバイの3,400万円と比べると、ややイメージしやすい金額ではあります。
■幸せになるために高額な年収は不必要!
ここから見えてくることは、もちろん“幸福の値段”ではありません。むしろ、豊かさとか経済的な幸せといったものは絶対的な数字ではなくて、周囲の環境との関係の上に成り立っているということが分かります。
ドバイは居住者の80%以上が経済的成功を夢見てきた外国からの移住者。美しく近代的な首都を持ち、ヨーロッパや日本では人気のバカンス先としても知られています。
さまざま生活レベルの人が混在する階層社会ですが、原油ビジネスや新興産業で成功した大富豪レベルのお金持ちが一定数存在しているため、生活水準が高くなりがちです。
そうした環境で満足できる生活を送るには、年収3,400万円という金額も一つの基準なのかもしれません。
一方、ヨーロッパや日本はドバイほど格差が大きくなく、国民の多くが一定の生活レベルを保っています。その中では、ずば抜けて多い収入があれば幸せというわけではないのです。
つまり、幸せを感じられる収入額は自分自身がどんな生活をしたいかと密接にかかわっており、自分自身がどんな生活をしたいかは、自分が暮らしている環境に大きく影響されるということ。
お金持ちになってお金を湯水のように使う生活には憧れますが、必ずしもそれだけが幸せのかたちではありません。
自分がどんな生活を送りたいかをイメージしていくと、案外手の届かないような収入は必要なかったりするのです。
それに一般的には、より多くお金を得られる仕事ほど、時間や労力、精神力を費やしていかねばならないもの。
結局は、幸せを最大限感じられる収入は平均値ではなく、自分自身で決めるものであり、そこにこそ、なにを大切にするかというその人の価値観が現れるのです。
あなたは、幸せを感じるためにいくらの収入が必要ですか?
(文/よりみちこ)
【参考】
※The Perfect Income for Happiness It’s $161,000―CNBC
(調査対象となった13の国と地域=香港、シンガポール、イギリス、オーストリア、ドイツ、イタリア、フランス、ドバイ、ブラジル、チリ、コロンビア、メキシコ、ペルー)