世界規模で見る医療の課題・・・カンヌ広告祭で出会った3つの「ヘルスケアイノベーション」 (2/2ページ)

FUTURUS

鉄分欠乏症は、世界的に罹患率の高い栄養不良のひとつで、世界で約20億人がかかっていると言われており、WHOによると、すべての鉄分欠乏症の人を治療することができれば、国の生産性を20%も向上することができるとのこと。

そんな鉄分不足を補うために、カンボジアでは幸運の象徴であり、毎日食べられている魚をモチーフに、鉄の魚『Lucky iron fish』が配られた。調理中に鍋に入れても違和感がなく、暮らしの中に溶け込むことのできるアイデア。

■ HIVに対する正しい理解を広げる取り組み

最後に、The HIV +Issueというオーストラリアの事例だ。

これは、オーストラリアのライフスタイル雑誌がその最新号を、HIV患者の血液をインクに混ぜて印刷したもの。3人のHIV感染者の血液をインクと混ぜ合わせている。

透明なビニールの包装に包まれた雑誌。包装をやぶって雑誌の1ページ目をめくる時に、何を考えるか。

HIVに対する正しい理解が広がるキッカケとなるだろう。詳細は【参考・画像】の最下部にある映像をご観いただきたい。

世界を変えるアイデアやイノベーションは、まだまだ生まれてきそうだ。

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