これならいつも快適!? 外気にあわせて温度調整をしてくれる魔法の衣服が開発中 (2/2ページ)
この装置は、体が活動した際に発熱しやすい背中などのホットスポットの温度を調整するというのだ。
この部分を開発するChen氏は、『スマートファブリック』はパーソナライズされた冷暖房のようなものだと説明する。そのため、夏の冷房や冬の暖房で、広い部屋全体をこれまでほど暖めたり冷やしたりしなくても、快適な体感温度を保てるというわけだ。
これはずいぶんとエネルギーの節約になる。
だが『ATTACH』プロジェクトが研究しているのはそれだけではないようだ。なんと、『スマートファブリック』自体に発電能力を持たせるらしい。詳しい仕組みは分からないが、驚くべきことに汗から電力を収集し、バイオ燃料電池に蓄えるというのだ。
しかも、この仕組みもプリント可能な装置にするといっている。当然、柔軟性や伸縮性も併せ持ったものになり、さらに洗濯にも耐えなければならない。
研究者らは、その上ファッション性も重視したいとしているから実用性をかなり重視した研究となっているようだ。
残る課題は製造コストとしており、できるだけ多くの人に着てもらうためには、スケールメリットを活かした低価格を実現したいところだ。
はたして、冷暖房のコストダウンに貢献できるスマートな服の登場は、いつになるだろうか。