映画「愛を積むひと」の舞台挨拶で佐藤浩市にサプライズ・・・夫婦愛に涙 (2/2ページ)
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良子さんのように大きな愛をもった嘘を、浩一さんや息子たちに突き通せるでしょうか。
最後まで、あんなに強く凛としていられるでしょうか。
罪を犯した若者を大きな愛で許せるでしょうか。
そして、自分がいなくなったあとを想像し、あんなに優しい手紙を書くことができるでしょうか。
私には、とても自信がありません。
結婚した当初、身体があまり丈夫でない私は、「自分が死んだら、保険金で、好きな映画を作ってね」と、あなたに言ったことがありました。
もちろん当時は、まだ若く、死という存在が遠くにありました。
でも自分が、浩市さんよりも先に逝ってしまうような気がしたのは本当です。
今の私は違います。
篤史さんと似ていて、役者の仕事しかできない浩市さん。
あなたを残して旅立つことは、家族はもちろん、事務所のマネージャーさん、映画関係者の皆さまに、とてつもないご迷惑をおかけする事になり、それを思うと、とても先に逝くことなどできません。
この作品を通じて、“命には限りがある”ということを痛感しました。
当たり前の日常が突然なくなることもあるということも。
そのとき後悔しないように健康を大事に、感謝しながら、大切な家族や大切な方たちの時間を丁寧に過ごしたいと思います。
23年前に浩市さんから頂いたお手紙にあった「僕は一生あなたの味方です」という言葉を今も忘れません。
私の一番の味方は、浩市さんです。
だから、どんな困難も乗り越えていけます。
これからも、家族でいろんな愛の形を積み上げて、沢山の笑顔につなげていきましょうね。
浩市さん、私は浩市さんを一人にしないように、浩市さんよりも一日でも長く生きることを約束します。 (終わり)