強くたくましく育てたい!「アメ派 vs ムチ派」子どもが伸びるしつけはどっち?
子どもには、心身ともに健康で、強くたくましく育ってほしいと思いますよね。そこで、親は子どもを褒めたり、叱ったり、励ましたりしながら育てていくものなのですが、“アメ”と“ムチ”の割合って、どうしていますか?
そこで今日は、そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者、立石美津子が乳幼児のしつけにおける“アメとムチの割合”についてお話しします。
■優しくて穏やかな「アメ派」のママ
公園でたくさんの子どもたちが遊んでいます。その中で、元気に走り回っている子が、つまづいて転んでしまいました。痛かったのもあるでしょうが、あまりに突然のことで驚いたのでしょう。嵐のように泣け叫びながらママの元へ。
すると、そのママは駆け込んできた子どもを優しく抱き締めながら「痛かったね。ビックリしたよね」と、優しい穏やかな声でなだめていました。筆者は幼いころ、母親に「そんなことくらいで泣くんじゃない!」と、頭ごなしに叱られたものです。
同じ母で、こうも違うものかと驚かされました。
■体育会系スパルタ式「ムチ派」のママ
著者が読み書きを教えている教室で、ある子どもの文字がとても上達しました。そこで、迎えに来たママに「○○ちゃんは文字がとても上手に書けるようになってきましたよ」と、子どもが書いた文字を見せながら伝えたのです。
すると、ママの口からは驚きの一言が。
「どうせ、先生に手を持ってもらって書いたんでしょ!」
ママとしては、「先生にフォローしてもらって書いた文字で褒められても……」という、考えだったのかもしれません。
でも、そう言われて悲しみに打ちひしがれたその子の顔が、筆者は今でも忘れられません。
■幼少期に必要なのは「アメorムチ」?
子どもが褒められるようなことをしようが、泣き叫ぼうが、叱咤激励する体育会系のママは、きっと“強くたくましく育ってほしい”という思いや考えがあるのでしょう。でも、何をやっても褒められず、いつでも叱られていると、大人だってやる気が起こりません。
ましてや、まだ甘えたい盛りの乳幼児期に叱咤激励を続けていると、子どもは強い子になるどころか、不安でいっぱいになり、自信が持てない子になってしまいます。
ですから、乳幼児期は徹底して親が寄り添い、“何があってもママは味方”であることを身体全体で感じさせることが大切です。
「どんなに恐ろしい状況なっても、危険が迫っても、怖くても僕には命がけて守ってくれる人がいる!帰るオアシスがある!」
そう思えるようになって初めて、未知のものにチャレンジする勇気が湧くのです。叱咤激励するのは、子どもが自ら行動を起こすようになってからなのです。
いかがでしたか?
ママの性格や考え方によって“アメ”が多かったり、“ムチ”が多かったり、対応は様々かと思いますが、乳幼児期は安心感を与えることが何より大切です。
振り返ってみて、子どもを褒めることが少なかった場合は、ちょっとムチが多いかもしれません。意識してアメを増やしていきましょうね。