故人のスマホにロックが掛かって、誰に訃報を知らせるべきかわからない時はどうすればいい? (2/2ページ)
諦める前に本当にダメかどうか、とりあえず業者に問い合わせしてみるのも一つの手段だ。
■費用はどれくらいか
いよいよ復元してみましょう、となる前に確認しておきたいのがデータ復元にかかるお金の事だ。業者のフリーダイヤルに問い合わせるだけならタダである。だが、注意したいのがその次だ。
例えば壊れてしまった携帯・スマホ等の場合、まずデータを復元できるかどうかを「鑑定」するだけで数万円の費用がかかることがあるのだ。
さらに、データ復旧が可能となった場合、業者によってはさらに数十万円の費用がかかってしまう。
故人を偲びたいと願う遺族にとってお金は関係ないと思いたいところだが、少々検討が必要な金額である。焦って復元を申し込んでしまう前にどこから料金が発生するのかをきちんと確認することが肝心だ。
さらに場合によっては複数の会社に見積もりを取るなどし、後で「こんなはずではなかった」と後悔しないようにしよう。
■お金がかかっても故人の生前を知りたいと思う遺族はかなりいる
データ復元にはかなりの出費を要する。
しかし、専門の業者には多ければ亡くなった方のご遺族から数十件の依頼が来る月もある。大事な家族の足跡・想いをいくら払ってでも取り返したい。そんな強い思いを抱いて、壊れた携帯やパスワードの分からないパソコンを業者に持ち込む遺族がそれだけ多いという事だ。
残された家族にとって故人の遺したデータは大切な思い出、いや場合によっては故人そのものなのかもしれない。
若者であれば特に、本人も家族も「まさかの事態」が起きる事など想定せずに日々の生活を送っている事が多いだろう。しかしパスワードやIDなど、本来は本人しか分からない鍵が必要なものを遺族が確認したいと思った場合、自力で何とかするにせよ業者を利用するにせよ、かなりの労力やお金がかかってしまうようだ。
携帯・スマホやパソコンのデータの中には、「もし自分が死んだら誰にも見られたくない!」、「消して見れなくしてしまいたい」というものもたくさんあるだろう。
だが、大事な友人の連絡先や家族との写真など可能なものであれば、いざとなった時に家族が困らないよう、情報を共有するなどしておいた方が良いかもしれない。