【冴え女シリーズ(2)】[全てを手に入れる俺様怪盗!]3話(前半)「よろしく頼むぜ?」 (2/3ページ)
私は、この美術館の職員ですから!命に代えても、美術品は守ります!そして、貴方をここで捕まえます!不法侵入者として警察に引き渡して……」
新城「ふーん……」
穂香「な、なんですか?」
新城「女のコに“あなたを捕まえる”って言われるのって、そそるなーと思って」
穂香「ふざけないでくださいっ!」
新城「ふざけてねぇし。いつも警備で張ってる奴らって、おっさんばっかだからさぁ。たまにはこういう、ハニートラップもいいもんだよね」
穂香「ハニーとラップ?」
新城「お前、時々天然って言われるだろ」
穂香「いいえ、むしろしっかりしてるねって言われます」
新城「アタマ痛ぇ……」
穂香「大丈夫ですか?」
新城「とにかく。まずは“暁の女神”を探してくれ。話はそれからだ」
穂香「わ、私は貴方を……」
新城「わかったわかった。捕まえたいんだな?」
穂香「本気ですよ!?」
新城「あぁ、そういうのもイイね。どんどん俺に本気になってよ」
穂香「だから……っ!私が言いたいのはそういうことじゃなくて!」
新城「本気になってるオンナって、キレイだよね。俺、すっげぇ好き」
穂香「……からかってるんですか」
新城「誰がお前のことだって言った?」
穂香「……っ」
新城「俺のこと捕まえたい?だったらもうちょっと大人になれよ」
穂香「もう大人です。成人してます」
新城「そういうこと言ってっからコドモなんだよ」
穂香「……」
新城「お前みたいに、能天気に生きてるヤツ見てるとハラ立つんだよね。めちゃめちゃにしてやりてぇ……とか、思っちゃうワケ」
穂香「能天気なんかじゃ……」
新城「じゃ、なに?身内が経営してる美術館でぬくぬく働いて給料貰ってる自分がオトナ
だって胸張って言えんのかよ」
穂香「ひどい……」
新城「そんなだからわかんねぇんだよ。