【アニメキャラの魅力】あざといだけじゃない!?キュアピース「黄瀬やよい」の魅力とは?『スマイルプリキュア!』
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2012年から2013年にかけて放映された『プリキュアシリーズ』の第9作『スマイルプリキュア!』。バッドエンド王国の魔の手から世界を守る「キュアハッピー」こと「星空みゆき」ちゃん達5人のプリキュアの活躍を描いた物語です。笑いあり感動あり暴走ありの、バラエティに富んだエピソードの数々でファンを大いに楽しませてくれました。
雷の力を使うプリキュア「キュアピース」に変身する「黄瀬やよい」ちゃんは、そのデザインが発表された時から「史上もっともあざといプリキュア」として人気が爆発。変身時の決めゼリフ「ピカピカぴかりんじゃんけんポン」で視聴者とじゃんけんするなど、主役のキュアハッピー以上に目立つこともしばしば。しかし、やよいちゃんは決して萌えアニメファンに媚びたあざといだけのキャラではありません。今回は、そんな「黄瀬やよい」の真の魅力を紹介したいと思います。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■やよいちゃんはオタク女子
やよいちゃんは、漫画やイラストを描くのが好きな女の子という触れ込みでしたが、蓋を開けてみれば特撮ヒーローやロボットアニメの大ファンで、プリキュアには珍しくコンピューターゲームも嗜むという、かなりのオタク女子でした。ただし、さすがに作中で直接的に「オタク」という言葉は使われていません。
さて、彼女がメインとなった第35話では『鉄人戦士ロボッター』の魅力を力説し、「日野あかね」ちゃんと「緑川なお」ちゃんにどん引かれています。この、“一度親しくなった相手にはやたら距離感が近くなる”というオタク特有の習性、身に覚えのある方も多いのでは・・・?好きなものについて目を輝かせながら語っているやよいちゃんは本当に楽しそうで、「俺はわかるぜ!」と食いついてあげたくなります。
“彼女にしたいプリキュア”や“妹にしたいプリキュア”というテーマで、(大きなお友達に)アンケートを取っても票が割れそうですが、“友達になりたいプリキュア”であれば、やよいちゃんが上位に食い込んでくる可能性はかなり高いのではないでしょうか(個人的見解)。
■やよいちゃんは意外と女子力高い
やよいちゃんは“ヒーロー好き”という、男子っぽい嗜好を持つと同時に、高い女子力も秘めています。第4話では、妖精キャンディをモデルにした見事な手作りキャラ弁を披露し(味もあかねちゃんが絶賛!)、第19話では働いている母親と料理を分担している姿が描かれていました。
また、彼女の女子力は家事だけでなく、恋愛方面にも発揮されています。第36話で留学生のブライアンと親しくなったあかねちゃんに、「それは恋だよ!」と鼻息も荒く迫り、イラストで想いを伝えることを提案していました。
後にイギリスに帰国したブライアンから手紙が来た時にも、文中に「like」という単語を目ざとく見つけるなど、恋に興味津々なお年頃であることがうかがえます。ちなみに、この「like」は「~のようだ」という意味でしたのであかねちゃんファンの皆様はご安心ください。それにしても、普段はツッコミ役の多いあかねちゃんに対して、恋愛絡みの話題ではやよいちゃんが一転攻勢に出るというこの関係性、「ザ・女子!」という感じで胸がときめきます。こうしてみると、オタク趣味に理解があって家事も得意、女の子らしさもあるやよいちゃんは、非常に優良物件と言えるでしょう。
■やよいちゃんは泣き虫だけど根性あるもん
本人も認める泣き虫ながら、虫やお化けは怖がらなかったり、土壇場では根性を見せるという意外な一面も、やよいちゃんの魅力を語る上では外せません。いつもは決め技のピースサンダーを放つ時、自分の雷の力に「ひゃぁっ」と驚いてしまうのですが、亡き父親が自分の名前に込めた願いを思い出した第19話では見事に耐え切り、見る者の感動を呼びました。そして、次の回からはやっぱり驚いてしまうあたりもかわいいのです。
漫画の新人賞に挑戦した第41話では、みゆきちゃんたちの手伝いを敢えて断り、苦しみながらも1人で原稿を完成させました。この漫画『ミラクルピース』は、最終回のエピローグで佳作を取ったことが語られています。弱冠14歳でかなりメジャーっぽい週刊少年漫画誌の賞を取るなんてすごいですよね。
そして第46話、自らの影ともいえる敵「バッドエンドピース」と対峙したキュアピース。自らの名前が意味する「平和」を願う心をもって勝利します。ヒーローに憧れていた女の子は、いつしか本当のヒーローになっていたのでした。胸が熱くなります。
私見になりますが、『スマイルプリキュア!』はやよいちゃんたち5人とキャンディが共に過ごす日々の積み重ねの中で、楽しいこともうまくいかないことも経験しながらゆっくりと成長していく物語だと思っています。その中でも、友達との出会いをきっかけに内気な自分の殻を破り、漫画家という将来の夢に向かって踏み出したやよいちゃんの姿はひときわ眩しく輝いて見えるのです。
【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】
★記者:高津志朗(キャラペディア公式ライター)