「それ知ってる!」は嫌われる?小学校でも困らない幼児教育のコツとは
これから幼児教育をはじめようと考えている方も多いと思います。でも、早くからいろいろな知識を与えすぎると、小学校で先生から目をつけられてしまうという話を聞き、幼児教育をすべきかどうか迷っている方もいるのではないでしょうか?
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、小学校に上がってからも困らない幼児教育のコツについてお話します。
■先生も悪いけれど「子どもも悪い」
小学校の先生には、生徒に平等に接してほしいと思いますよね。でも、先生も人間です。「さあ、これから新しいことを教えるぞ!」と張り切って教壇に立ったのに、子どもから「もう、それ知っている」なんて言われたらちょっと不愉快になってしまいます。
そんな時、「まだ、習っていない子もいるんだから、知っている人は黙っていようね」とたしなめるどころか、「幼児教育をしていた子どもは可愛げがない!」と、目をつけるのは“はずれ先生”に違いないのですが、「知ってる!」と言って授業を妨害する子どもにも問題があります。
だからと言って“自分の名前も読めない、書けない、数も数えられない状態”で入学すると授業について行けず、暗い学校生活を送ることになってしまいます。
では、一体どうすればよいのでしょうか?
■話を横取りするのは「自己中な人」
自分が知っていることに出くわすと、つい話の主役になりたくなってしまうのが人間の心理です。ママだって、周りの人とおしゃべりをしていて、すでに知っている話があると「知ってる!」って相槌を打ってしまいますよね。
でも、自分が話をしている時に相手に「知ってる!」と言われると、出鼻をくじかれたような気がして、話す気が失せてしまいませんか? 人が話をしているとき、横から入ってきて自分の話に持っていくと “自己中心的”だと思われてしまいます。よい人間関係を保つためにも“聞き役に回ること”が大切なのです。
つまり、小学校の先生に目をつけられてしまうのは知識があるからではなく、先生の話に割り込んでしまうから。幼児教育を行う際には、同時に“話に割り込まない”ことを教える必要があるのです。
■「話に割り込まない」を教える2つのルール
具体的には次の2つのルールを子どもに教えてあげてください。
(1)指名されてもいないのに先に答えない
(2)先生が話をしているときに勝手に発言しない
これらは日常生活のよくある場面でいくらでも練習させることができます。
例えば、保育園に迎えに行った際、ママは先生と大切な話をすることがあると思います。そこへ「ママ、ママ~あのね」と子どもが話に割り込んできた時に、子どもを優先して「なあに?」と耳を傾けてはいけません。
2~3歳くらいなら仕方ないのですが、5歳くらいの子どもには「今、先生と大切なお話をしているから、ちょっと待っててね」と言いましょう。
でも、道端で会ったママ友との“終わりのない井戸端会議”では、これを使ってはいけません。ある程度の時間を越したら話を切り上げましょうね。
いかがでしたか。
“話上手は聞き上手”とよく言われていますよね。まだ2~4歳くらいの子どもはまだ社会的なことが分かっていませんが、5歳くらいになると“人の気持ちになって”考えることの意味が分かるようになります。
幼児教育を考えているママは小学校入学を間近に控えた5~6歳を目安に “知っていることがあっても相手が話している時は話の腰を折って中断させない”ということをしつけていきましょうね。