日本人は死ぬまでに5トンも排泄!目をそらせないうんちトリビア (2/2ページ)
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60%以上は水分で残りは古い腸の粘膜組織や細胞、腸内細菌やその死骸なのだそう。
そうか、食物繊維は『激落ちくん』的なカス量とポジショニングなのですね。
■排泄に食物繊維が重要だとわかった経緯
いまでこそよく知られている食物繊維の働きですが、それまで不用物と考えられていた食物繊維の有用性を研究し、「食物繊維を忘れずに!」をモットーに普及活動を続けた人物がいます。
本書で紹介されている、アイルランド出身の外科医デニス・パーキット医師(1911~1993)がその人。食物繊維の第一人者です。
パーキット医師はウガンダにおける20年あまり診療のなかで、ウガンダ人が欧米人と比べて、肥満や胆石、大腸がん、痔などの疾患が少ないことに気づきました。
そして、彼らの糞便量が著しく多いことに着目。精製されない穀類や豆や野菜など繊維の多い食事に答えを見つけました。
他にも、パーキット医師の型破りな発表方法や着眼点の正しさなどが紹介されています。
それによると、日本人の食物繊維の目標摂取量は1日18グラム以上。健康な便通には20グラム程度が推奨され、24グラム以上の摂取で心筋梗塞による死亡率の低下が認められているそうです。
食物繊維が大事なことも、私たちに足りていないことにも気づいていたつもりでしたが、この本を読むと、その度合いが衝撃的で凍りつきます。
他にも日本人の腸への誤解などのトリビアが数字で紹介されていて、とても読みやすい知識本です。読後の食事には、ごぼうサラダを選びたくなってしまうかも。
(文/茶柱ズバ子)
【参考】