「机で学ぶ VS 公園で遊ぶ」子どもが将来大成するのはどっち!?
子育てしていると、頭では良いと分かっていることと、真逆の行動を取ってしまった、ということがたくさんありますよね。真面目なママほど、このような“ギャップ”に悩んでいるのではないでしょうか。
今日は、多くのママが抱える“子育てのジレンマ”について、『子育て心理学のプロが教える輝くママの習慣』の著者・佐藤めぐみがお伝えします。
■「教育」と「社会性」どちらを優先すべき?
突然ですが、質問です。あなたは、我が子に次のどちらを目指してほしいですか?
・ひらがなは読めるけれど、砂場でおもちゃを独り占めしてしまうAくん
・ひらがなはまだだけれど、砂場でおもちゃを上手に貸し借りできるBくん
きっと、ほとんどの方が“Bくん”と答えると思います。ひらがなが読めるよりもお友だちに優しい方がいい。つまり、“教育<社会性”という考え方ですね。
しかし、現実に戻り、日々の育児に奮闘し始めると、この2つのバランスが崩れてしまうことがあります。
「○○くん、もうひらがな書いてる!」「○○ちゃん、足し算もできちゃうの!?」と、わが子よりも教育面で発達している子を見ると焦ってしまいますよね。
「今は競争社会だからできるだけ早くから教育は始めた方がいい」と言われていますし、「子どもはスポンジのように吸収していくから幼少教育は大事」と専門家も主張しています。
確かにそれは一理ありますが、子どもが寝る時間を削って勉強したり、公園に行かずにドリルを解いたりするのは、極端に“教育”に偏っているのではないでしょうか。このようにバランスを欠いた状態では、社会性が伸びるチャンスが逃げていってしまいます。
世の“教育ママ”と呼ばれる方々も、自分がやってあげたいことと実際にやっていることがどんどん離れてきていることを感じ、その矛盾をどう噛み砕くべきか苦しんでいたりするのです。
■大成するのは「子ども先導型」の子育て
ドイツの研究者が行った調査によると、親がきっちりとスケジュールを管理して育った子よりも、やりたいことを自分で選んで育った子の方が、大人になって大成しやすいことが分かっています。つまり、“親先導型”の子育てよりも、“子ども先導型”の方が良いということなのです。
この結果を後押しするように、子どものしつけの権威である、アメリカ心理学者カズディン博士も、「子供にとって何より大事なのは、教育よりもポジティブな社会性だ」と言っています。
“机で学ぶべきか、公園で学ぶべきか?”と、悩みは現代を生きるママ共通のもの。たくさん遊ばせたいけれど、周囲からプレッシャーを感じて、「今日は晴れているから、お勉強はやめて公園に行こう!」と言えないという方もいると聞きます。
でも、大切なのは教育と社会性のバランスです。“社会的スキルがあってこそ、学んだものが活かされる”のです。
いかがでしたか?
頭では分かっていても、教育に傾いてしまうのが現代の子育て。自分の言動を振り返り、「ちょっと教育ママっぽいかな?」と思うところがあれば、“勉強をやめて公園で遊ぶ日”を1日でも増やしてみてくださいね。