【冴え女シリーズ(2)】[全てを手に入れる俺様怪盗!]5話(前半)「経験ない・・・とか?」 (2/3ページ)
冗談だし」
穂香「す、すみません……」
新城「なぁ、まさかお前、……経験ない、とか?」
穂香「ないです……男の人と付き合ったことも……」
新城「そういうことか……ま、他人とコミュニケーション取るのが苦手って、自分で言っちゃうぐらいだもんな」
穂香「ダメなんです、私……特に男の人って、なんか恐くて……」
新城「そっか……ごめんな」
新城「でもさ、勿体ないと思わねぇ?男がダメってことは、人類の半分と断絶してるってことだぜ?」
穂香「……」
新城「楽しいコトもできねーし、」
穂香「どうでもいいです」
新城「まぁ、それは冗談としてさ。美術館の館長、コレクター、研究者。それから偉大な画家にも、男は多い。そいつらと関って、たくさんの知識を得たり、何か新しいことをしたり。今からだって、色んなことが出来る。お前にはまだまだ可能性ってヤツが、あんじゃねぇの?」
穂香「可能性……」
新城「そもそも、なんでダメなわけ?」
穂香「幼稚園の頃から……からかわれたり、いじめられたりして……」
新城「なるほどね。それから?」
穂香「小学校のとき、勉強がちょっとだけ得意で……真面目ってイメージが付いちゃって……みんなからなんとなく嫌われてて……物を隠されたりとか、しょっちゅう……」
新城「ふぅん……」
穂香「だから、そういうわずらわしい人間関係なしで生きられるなら、いいんです私。