今スグ始めて!将来「子どもを不登校にしない」親子コミュニケーション術3つ
不登校の子ども増え続けています。文部科学省が行った平成26年度学校基本調査によると、平成25年度間の不登校児童生徒数は、小中学生でなんと12万人! もはや他人事ではない数字です。
小さい子どもをお持ちのママの中には「小学校は環境の良いところを……」と今から考えている方も多いのでは?
でも、どんなに環境を整えても、問題や壁というのは必ず立ちはだかってくるもの。子どもが問題や壁も乗り越えていけるようになるためには、どうしたら良いのでしょうか。
今日は、一般社団法人不登校支援センターの桒原さんのお話をもとに、子どもが問題を乗り越える力をつけるために必要なことについてお伝えします。
■「不登校になりやすい子」に共通すること
みなさんは、“不登校児”と聞くと、どんな子がなりやすいイメージを持ちますか? 筆者をはじめ、“おとなしい”“気弱”といったイメージを持っている方が多いと思います。
でも、桒原さんによると、不登校支援センターに相談に訪れる子の多くは、“ごく普通の子”なのだそうです。
学校に行かなくなるきっかけは「頭が痛い」「お腹が痛い」といった、体の不調から始まり、それが、1週間、2週間と続き、気づけば1ヶ月登校していない……となる子が多いのだとか。
不登校になってしまう原因に“環境要因”はさほどありません。治安が良いと言われている地域や、評判の良い学校でも、不登校になる子はたくさん存在するといいます。
ただ、不登校になる子には共通点がいくつかあるそうです。その代表的な特徴が“完璧主義“。「なんでも完璧にできなくちゃ意味がない」と思っている子は、少しでも失敗してしまうと激しく落ち込み、立ち直るまでに時間がかかります。そして次にチャレンジするのが怖くなります。
また、“自己肯定感が低い子”も多いそうです。自己肯定感とは、自分で自分のことを「かけがえのない大切な存在だ」と思う気持ちのこと。これが低いと、何があっても「どうせ自分なんて……」といつも自分を責めて過ごすことになり、あらゆることに自信が持てなくなってしまうのです。
■子どもを不登校にしないための「親子コミュニケーション術」3つ
完璧主義や自己肯定感の低さは、元々の性格もあるかもしれませんが、普段の親子関係が原因の場合も少なくないようです。桒原さんによると、子どもを不登校にしないためには、日ごろから次の3つを心がけて子どもに接する必要があるそうです。
(1)結果よりプロセスを大事にする
「完璧でないと意味がない」と子どもが思ってしまうのは、親が“結果に振り回される子育て”をしている証拠。
子どもが何かにチャレンジした時は、たとえ結果が出なくても努力を認めてあげましょう。結果ではなく“プロセス”を大事にしてあげてください。
(2)アドバイスをしすぎない
子どもがなにかしようとしていると、ついついアドバイスや手助けをしてあげたくなるもの。でも手や口を出しすぎると、子どもは自分に自信を持てなくなってしまうのです。
自信は自分で考えて行動し、やり遂げてこそ身につくもの。口や手を出したくなってもグッとこらえましょうね。
(3)いつも関心を向けてあげる
「自分は親から愛されている」と感じることで、子どもは安心して外の世界に出ていくことができます。忙しくても親子の会話は大切にして、子どもが「愛されている」ということを常に実感させましょう。
いかがでしたか?
不登校など問題は、学校や友達のせいと思われがちですが、親子間のコミュニケーションの問題も大きく影響しているんですね。
まだ小さい子どもを持つママは、子育てに良い環境の住まいや学校を探すのもいいですが、子どもが“どんな環境でも問題を乗り越える力”をつけられるよう、今から意識して取り組んでみてくださいね。