【出生前診断】アナタならどうする?もしお腹の子どもが「障害児」だったら

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【出生前診断】アナタならどうする?もしお腹の子どもが「障害児」だったら

今、ニュースでよく耳にする新型出生前診断。2013年10月の導入から2年が経とうとしており、受ける人も増えているようです。

血液検査と超音波検査を組み合わせた簡単にできる検査であり、費用も従来のものに比べて1/8程度の2万5千円ほどで検査ができることが受け入れられている大きな理由でしょう。

異常を見つけられる検出率は80%程度と言われていますが、出た結果によっては夫婦は重い決断を迫られることも……。

そこで、今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者で自身も自閉症児の子どもをもつ立石美津子がお腹の子どもが障害児だったらどうする?についてお話ししたいと思います。

■異常があれば「中絶」する人がほとんど

妊婦の血液を採血し、お腹の子がダウン症かどうかなどを調べる検査。採血するという気軽な検査ですが、結果が黒と出た場合、重い決断を迫られる検査です。

ですから、検査を受ける前に夫婦でよく考えて臨むことが大切です。

前提として理解しておかなくてはならないこと。それは検査を受けること自体が、赤ちゃんに異常が見つかれば中絶する選択肢を選ぶ検査であることです。どんな子でも受け入れる覚悟があれば、そもそも検査なんか受けない訳ですから。

産婦人科医は「妊娠中はお腹の赤ちゃんに病気がないか、障害がないかとっても不安。だから、妊娠初期にお腹の子が元気であることを証明し、精神的に安心して妊娠期間を過ごしてもらう」と言います。

更に「もしも、お腹の赤ちゃんに障害があるとわかった場合は出産後の育て方について妊娠中十分、考えることが出来る」と言います。

しかし、実際は結果が黒と出た場合、90%が人工中絶をしています。

このことは“育て方を考える”なんて人は一割にも満たないということを示しています。つまり「異常がある子は育てるのが難しい」と感じていて、検査を受ける人がほとんどなのが現実です。

だから、覚悟して受けなくてはなりません。何の考えもなしに軽い気持ちで受けることはお薦めしません。

■出生前診断ではわからない障害

もう一つの問題点、それは、星の数ほどある障害の中の一部しか判明しないということです。

この検査で全ての障害はわかりません。出産時の事故で脳性麻痺、また、生まれてから高熱を出し脳にダメージを受けることもあります。自閉症も検査ではわかりません。

ということは “染色体異常など出生前診断でわからない障害児”であれば受け入れて育てる決心も同時にしなくてはならないのです。

子どもが生まれた後“自閉症”であると知って、子育てを放棄できません。出生前診断のように中絶して命を絶つことは許されないのです。

■健康な子どもでも非行に走ることもある

では、健康な子どもが生まれたとするとしましょう。

でも、子どもが育つ過程で非行に走ったり、病気や事故にあって後天的に障害を持ったり予想もしないことが起こります。その時、「こういう子は受け入れない。こういう子だったら受け入れる」という“条件付きの愛”はどうなのでしょうか。

妊娠中、たとえ検査を受けて選ばれた命であっても、出産後はどんな状況になっても受け入れなくてはならないのが親なのです。

“あなたは今のあなたのままでいい。あるがままでいい”それが見返りを求めない親としての真実の愛なのだと思います。

いかがでしたか。

価値ある楽しい人生を送っているダウン症の人達を見ていると、障害児の命の選択をしていいものか考えさせられます。障害児を育てることは夫婦にとって負担となるのも事実ですが、「簡単にできるから便利」とすぐに判断するのではなく、よく情報を集めて親として責任ある決断をしてくださいね。

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