【冴え女シリーズ(2)】[全てを手に入れる俺様怪盗!]8話(前半)「そろそろ本気で探そうぜ」 (2/3ページ)
俺みたいなカッコいい男は、みんなバカでハッピーなんだよ」
穂香「嘘!」
新城「何が嘘だよ、言ってみろ!」
穂香「さっき……!それでも探すのをやめられないんだって言ったレオ、本気で寂しそうな顔してた!」
新城「ちっ……これだからお嬢さんってやつは……」
穂香「なによ……」
新城「俺に関して、穂香に心配してもらうようなことは何ひとつない!これでいいだろ?」
穂香「よくない!だったら本当のこと教えてよ」
新城「嫌だね」
穂香「ほら、やっぱり何かあるんだ!レオの意地っ張り!」
新城「ねぇっつーの!」
穂香「嘘つき!」
新城「……ずいぶん、でけぇ声出るようになったじゃん」
穂香「……え?」
新城「ははっ。びっくりした。ついさっきまで、か細い声で『やめてください~』とか言ってたヤツとは思えねー」
穂香「あ……」
新城「さ、そろそろ本気で探そうぜ。お前のじじいが不審に思って突入してこないとも限らないし」
穂香(……はぐらかされちゃった……)
新城「高いトコのやつは俺が見るから。無理すんなよ?」
穂香「はい……」
新城「……高さ三十センチぐらいっつーから、この箱ではないかな……」
穂香「あのさ、レオ……」
新城「ん?」
穂香「ありがとう。私……レオに会えて良かった……」
新城「なんだよ、改まって……」
穂香「……べつに」
新城「お、それっぽい箱、発見!」
穂香「ホント!?」
新城「サイズ的にも、これじゃね?」
穂香「……この箱だったかなぁ?」
新城「え、穂香、箱の見た目とか覚えてんの?そういうことは早く言えって!」
穂香「な、なんとなくしか覚えてないから……」
新城「なんとなくでもいいよ。