巷で話題のGoogle人工知能ニューラルネットワーク「ディープ・ドリーム」で超絶悪夢体験

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巷で話題のGoogle人工知能ニューラルネットワーク「ディープ・ドリーム」で超絶悪夢体験
巷で話題のGoogle人工知能ニューラルネットワーク「ディープ・ドリーム」で超絶悪夢体験

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 グーグル社が発表した人工ニューラルネットワーク、「ディープ・ドリーム(Deep Dream)」は、心の内側で起きている事象を視覚化するシステムである。これが思いっきり心が病んじゃった系のルイス・ウェイン風だとか変なお薬たくさん飲んじゃった的なアート作品に仕上がってしまうとして話題を呼んでいる。

 その人工知能(AI)システムは、あなたの心の目にうつる事象をAIが読み取り、AI自身のバイアスをAIが見ている画像に投影したものだ。何を言っているかわからないだろうが私もよくわからない。ただできあがったその画像を見れば一目瞭然だ。なんかぐるんぐるんに渦が巻いてそこから未知なる生物が排出されていくのだ。


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Journey through the layers of the mind

 注意深く観察してみれば、そんなものはそこにはない。そこに見えるのは、目にしている対象に最もうまく当てはまりそうなものだ。あなたの心は、自分の知識に基づいてイメージを構成しようと悶絶するだろう。

 AIの中で起きていることはまさにそれなのだ。あなたは自分の心を何年も、あるいは何十年もかけて訓練してきた。だが、ニューラルネットワークはそれを数時間から数週間でやってのける。

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 技術的な説明ではないことを踏まえて聞いて欲しいのだが、人工ニューラルネットワークは脳の類似技術と考えることができる。それはニューロンの層とニューロン同士のつながりで構成されている。情報は、ネットワークにニューロン同士のつながりの”重さ(強さ)”として保管される。下部層(入力に近い層。例えば、目)は抽象度の低い特徴(角、辺、方向など)を保管(認識)し、上部層は抽象度の高い特徴を保管する。これは、人間を含む哺乳類の大脳皮質が情報を保管する仕組みと類似する。

 画像をネットワークに入力し、ネットワークがそれを”学習”する(各ニューロンに重みを確立)といった具合に、あるニューラルネットワークが数百万もの画像で”訓練”されたとする。

 それから、そのネットワークに未知の画像(例えば、筆者)を与えると、蓄えられた情報の文脈の中で画像を認識しようとする。これは、ネットワークに「見たことがあるもの、あるいは知っているものに基づけば、これは何だと思うか?」と尋ねていると考えることができる。これは雲やインクが何かの形に見えてくる現象に似ている。

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 そうした効果は、アルゴリズムが見ていると考えた画像を生成し、それを入力にフィードバックすることで増強される。すると、今度はその再評価が行われる。これがフィードバックのループを作り出し、バイアスのかかった誤解を補強する。

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 これは、あなたに雲を見ているうちに見えてきた形を描くよう指示し、さらにその絵を見つめ直し、そこに見えてきたものをまた描くよう指示するようなものだろう。だが、この言い方は正確ではない。正しくはこうだ。あなたの脳をスキャンし、特定のニューロンの集合を観察し、そのニューロンの発火パターンを基に画像を再構成する。次に、媒介として脳に再現されているその状態に基づき、その映像をあなたが見ているものに投影する。すると、あなたはその映像の正体を認識しようと努める。後は同じプロセスの繰り返しだ。

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 実際には、AIに対して何が見えると思うかなどと尋ねたりはしない。ただ、ネットワーク内から画像を抽出するだけだ。それぞれの層が保持する抽象度や詳細のレベルは異なるため、複数の層を取り上げて、様々な特徴を浮かび上がらせる”内製画像”を生成する。

 ということで手持ちの画像を実際にディープ・ドリーム化できるサイトもできたようだが、込み合っているようで画像が完成するには2.3日かかるそうだが、興味のある人はやってみるとよいかもしれない。

【psychic-vr-lab】

 上記サイトで画像を悪夢化するとギャラリーにストックされる。

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原文翻訳:hiroching


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