絶好のチャンス!ケンカを通じて子どもの「対人スキル」を伸ばしてあげるには?

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絶好のチャンス!ケンカを通じて子どもの「対人スキル」を伸ばしてあげるには?

公園や児童館、幼稚園や保育園など、子供の集まる場所では毎日のように勃発するケンカ。幼いわが子が泣く姿を見て、ついカッと頭に血が上ることもありますよね。

でも実は、子供のケンカは大切なことを学べる絶好の機会でもあるのです。

今回は、筆者の子供も幾度となくお世話になった保育士の先生方から聞いた、子供も親も成長できる建設的な“親の口の出し方”をご紹介します。

■幼児期のケンカは要介入?年齢別で異なる子供の対人スキル

幼児のケンカは玩具の取り合いや競い合い、はたまた自分の思い通りにならないことから生じるわがままなどが主な理由。

1~2歳はまだまだ自己主張で精一杯の時期ですが、3歳ぐらいになると玩具を譲り合ったり、食べ物を分け合ったりすることができるようになります。

また、4~5歳になれば相手の気持ちを思いやり、自分の欲求を抑えて他人に譲るなど、さらに高度な対人スキルを身に付けていきます。

しかし、この対人スキルは、ただ放置して身に付くものではありません。子供のケンカに親が介入すべきかどうかは各方面でさまざまな議論がされていますが、小学校入学前の幼児のケンカには、ある程度の親の指導が必要だといわれています。

■ケンカは「対人能力」を磨くチャンス!

自分の子供が他の子を叩いてしまったとき、「叩いちゃダメでしょ!ほら謝りなさい」と、理由も聞かずに自分の子供を叱りつけるママ。自分の子供をケンカの現場からそそくさと連れ去る叩かれた側の子供のママ。公園でよく見る親の介入方法です。

しかし、幼児教育の現場に立つ先生方によると、この介入方法はNG。

子供のトラブルが発生したときは、まずはケンカした双方の子供の話をよく聞くこと。うまく言葉にできない場合は、質問を投げかけながら気持ちを伝える手助けをあげることが大切とのこと。

「どうしてそんなことしたの?」というような責め口調は子供が心を閉ざしてしまいますのでやめましょう。

「何があったか教えてくれる?」といったようにあくまで公平な立場で話を聞く姿勢をみせた上で、「ごめんなさい」という謝り方や「いいよ」という許し方を教えられれば、ケンカは対人能力を磨く絶好の場になるのだそうです。

他の子供との関わりあい方を学び、自分の要求を伝えたり、他人の気持ちを理解できるようになれば、子供自身の問題解決能力がぐんとアップします。

■子供がアブナイ!こんなケンカには即介入を

幼児のケンカもある程度は見守ることが大切ですが、親がすぐに介入しなければ危険な場合も多々あります。一人の子供が複数の子供から叩かれたりしている場合、1対1でも一方的な暴力の場合、怪我をしそうな激しいケンカの場合などは即介入しましょう。

ケンカの範疇を越えた暴力には、毅然とした態度でしっかりと叱ることも大切です。“まだ小さいから言ってもわからない”という親の甘えは厳禁。自分の子供がいけないことをしている場合は、“なぜいけないのか”をしっかりと子供に教えましょう。その上で、相手の親子に心から謝罪できれば、ケンカ教育はバッチリです。

いかがでしたか?

うまく気持ちを伝えられない幼児期は、すぐに手が出たり泣き叫んだりと、自分の思いを伝えようとしてケンカになってしまいます。

「叩いた!」「叩かれた!」で、親まで感情的になってしまっては、せっかくの教育の機会を逃してしまいます。ケンカはよい勉強のチャンスと前向きに捉えて、自分の気持ちをうまく伝えられるコミュニケーション上手な子供を育てましょう。

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