ミニマリストは30分で引越し完了!モノを捨てて減る時間が判明
断捨離ということばもすっかり浸透しましたが、『ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ -』(佐々木典士著、ワニブックス)の著者は、その先を進んでいるようです。
目指しているのは、持ちモノを自分に必要な最小限にする「ミニマリスト」という生き方。
モノを減らすことによって、日々の幸せを実感できるようにすらなったといいます。
でも、ミニマリストとなることで、具体的にどんなことが変わったのでしょうか?
第4章「モノを捨て、ぼくが変わった12のこと」中の「時間ができる」から、いくつかを引き出して見たいと思います。
■1:メディアや広告に惑わされる時間が減る
家でテレビを見ていても、家から外に出ても、メディアや広告などあらゆるものを通じ、脅迫的なメッセージが送られてきます。
しかしミニマリズムを意識していると、それらに惑わされる時間が減るそうです。
なぜなら、「自分は必要なモノをすべて持っている」という自覚ができるから。
「すべて持っている」と思えれば、ほとんどのメッセージはスルーできるというシンプルな発想です。
■2:買いものの時間が減る
ミニマリストはそもそもあまりモノを買わないので、買いものの時間も減るといいます。
もちろん新しく買いものをすることもあるけれど、その時間が減るということ。なぜならミニマリズムを進めていると、モノを選ぶ基準がはっきりしてくるから。だから新しいモノを買うときも、迷う時間が必要ないわけです。
ちなみに著者がモノを選ぶときの基準は、
・形がミニマルで表面積が小さく掃除がしやすいこと
・色がうるさくないこと
・長く使えること
・つくりがシンプルなこと
・小さく、軽く、コンパクトにできること
・ひとつで多くの機能を持つこと
■3:家事の時間が激減する
部屋にモノを置かず、ミニマルにしていると、おのずと掃除にかかる時間も激減することに。
服を少なくすると選択の時間も減るわけですし、なにを着るか迷う時間も減るというわけです。
そして太陽の光で起きられるようになり、しかも目ざめると部屋はいつもキレイ。だから、起きることすら楽しくなったのだとか。
自然と早起きになり、朝にも多くの時間が生まれるようになったという話にも納得できます。
■4:たった30分で引越しできる
また、引越しをした際にもストレスは激減したといいます。
なにしろ、事前にパッキングをすることもなく、ふだん生活しているままの状態から荷物をすべて運び出すまで、かかった時間は30分ほど。
照明を外したり、洗濯機を外したり、そんな時間も入れて30分だったというのですから驚きです。
*
ミニマリズムに対する考え方にブレがなく、また力強い文体にも魅力があるため、すらっと読んでしまえるはず。
生活をよりシンプルにしたい方には、文句なしでおすすめできる一冊です。
(文/印南敦史)
【参考】
※佐々木典士(2015)『ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ -』ワニブックス