えッこんなにかかるの!? 子どもの「予防接種にかかる費用」と種類
妊娠中はあまり意識していないけれども、出産後に意外と大変になるのがこどもの予防接種。
特に0歳児は種類も回数も多い上、予防接種以外の健診などもあり、育児になれない新米ママにとっては一番大変な時期になります。
筆者も出産してから予防接種の詳細を知り、その多さに驚きました。
さらに意外だったのは、予防接種は全てが無料なわけではなく、割と費用が高いものが多く、予想外の出費となるのです。
そこで今日は、産後の接種回数と予期せぬ出費に慌てないためにも、予防接種の種類と費用についてお伝えします。
■予防接種の基礎知識
予防接種には定期接種と任意接種の2種類があります。
定期接種は、予防接種法により接種が推奨されており、接種対象年齢が定められています。基本的には無料で受けることが可能です。
任意接種は、“個人の意思”で受けるもので、費用は自己負担であることがほとんどです。定期接種、任意接種の費用負担については、自治体 により異なります。
“任意”と言われると、じゃあ受けなくてもいいの? と思ってしまいがちですが、「任意=受けなくても良い」というわけではありません。
定期と任意の違いは、“公費負担で受けられるかどうか”という点だけで、重要度は同じです。
例えば平成26年10月から『水痘(水ぼうそう)』の予防接種が任意接種から定期接種へと変更になったように、現在日本で任意接種となっているものでも諸外国では定期接種化しており、WHO(世界保健機関)もそのように推奨しているのです。
子どもが重篤な症状にならないためにも、ぜひ任意接種も受けることをおすすめします。
筆者が通っていたいくつかの小児科でも、任意接種も遅かれ早かれ受けたほうが良いものなので、予防接種で病院に通うことが多い乳幼児期のうちに、同時接種で打っておくことを推奨されました。
■任意予防接種の種類と費用
厚生労働省が発表している『予防接種ガイドライン』によると、乳幼児が対象となる任意予防接種の種類は、平成27年7月現在3種類ですが、助成費用が自治体によって異なっており自己負担額も異なってきます。
参考までに、筆者が住んでいる名古屋市の自己負担額は以下の通りです。
・ロタウイルス:2回接種ワクチン12,800円(6,400円×2回)、または3回接種ワクチン12,300円(4,100円×3回)
・おたふくかぜ:1回目3,000円、2回目5,000円 ※公費補助なし
・B型肝炎:4,000円 ※公費補助なし
任意接種の金額はかなり高いことがおわかりいただけると思います。
正直、こんなにかかるのであれば受けるのをやめておこうという気持ちになってしまいますよね。
しかし、先に述べたように、任意接種も定期接種と重要度は同じであり、世界レベルで考えれば受けておくべきものです。感染した時の重症化を防ぎ、お子さんを守るためには、ママとして任意接種もぜひ受ける心構えをしておきたいですね。
なお、B型肝炎については現在は公費の補助はなく、全国的に見ると3回の接種で15,000円程度かかるとされていますが、厚生労働省によれば早ければ平成28年度に公費で受けられるよう制度を見直す方針とのことです。
いかがでしたか?
意外にも大きな出費となる任意の予防接種ですが、我が子を守るためであると同時に、多くの人が受けることで流行を抑えることができるという効果もあります。
『KNOW VPD!』というNPOのワクチンで防げる病気についてまとめられたサイトに“予防接種スケジューラー スマホアプリ”がまとめられていますので、こちらを参考にぜひ計画的な接種を心掛けてみてくださいね。